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とうとう遠距離在宅介護10年を迎えてしまいました!

2012年11月15日から始まった介護生活は、2022年11月15日に節目である丸10年を迎えました!

まさか10年も遠距離介護するとは、夢にも思っていませんでした。介護ブログ『40歳からの遠距離介護』の10周年は来年になりますが、にしても10年ですよ。祖母、父、母と介護をして、母の介護は10年ってことですね。

介護の平均期間は5年弱という調査結果があります。わたしはその倍の期間介護してますし、これからも続きます。平均なんて意味ないのですが、10年もよくやってますよね。

介護初期の頃によくコメントをくださってたブログ読者の方も介護を終え、おそらくブログを読んでいないでしょうし、介護職の方の中には他業種へ転職された方もいるでしょう。かなり入れ替わりがある一方で、ずっと変わらず読んでくださっている方もいてうれしいです。

10年前から、くどひろさんの介護スタイルや情報はこれから必要になるはずといろんな方から言われました。最近も今から必要になる人が増えるといわれまして、10年経っても変わってない印象です。仕事が増えたら、実感するのかも??

音声配信voicyのほうが配信が先だったので、こちらでも介護10周年について語っております。もしよかったら聴いてみてください。記事はもうちょっと続きます。

介護11年目に突入

介護11年目に突入しましたが、これからもしれっと介護は続けていきます。母の認知症は薬でどうこうできるレベルではなくなっているので、この先は介護者の知恵を自ら生み出したり、借りたりして乗り越えていきます。

とにかく介護でつらい思いはしたくないですし、いかにしてラクできるかを今までも考えてきましたが、これからも方向性は変わりません。あとは自分の健康のほうもしっかり見ていかないといけない年齢になったので、ムリをしないようにやっていきます。

あと何年介護は続くのかな? あんまりそこは考えないようにします。

介護11年目もしれっと、しれっと。


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4件のコメント

こちらのブログ、母の認知症2年目くらいから拝読し5年ほど経ちました。戌年に母が腕を骨折し、2ヶ月半入院している間は認知症の進行速度がアップしました。老々介護してくれる父を、私が遠距離から時々帰省して手伝っています。今年から定期巡回随時対応ヘルプを頼み、とても安心出来ています。(すでに週三デイケアを退院後から開始)

良く食べ、新聞や本を上手に朗読し、ひ孫を可愛がり、なかなか元気です。
怪我や病気に遭いながら長い間働きに働き、忙しい中不出来な娘を幾度も助けてくれた大切な大切な母です。長生きして欲しいです。(帰省していないときは特にそう思う)

くどひろさんは心の温かい息子さんで、お母さまはしあわせですね。十年経ても穏やかな性格のまま、認知力もまだまだ残っておられる。産後の年配女性に多い切迫尿に加え、おかあさまはお腹がゆるい体質のご様子、これは初期からお世話が必要だったのに、息子さん黙々とこなしておられ、立派な方だなあと思って来ました。これは本当にすごいこと。

うちは一年前から常時紙パンツを履いてもらっています。紙パンツは、有り難いです。
お母さま、ベッドでお休みなら夜中のトイレも間に合いそうですが、
ベッドは昔から使っていないと危ないですよね‥‥

それから、食器洗い洗剤、同じ日に母も誤飲したんですよ!驚きました〜

温かく、ユーモアがあって理知的なくどひろさんの語り口に癒やされ、励まされております。今日のボイシーの締め方、頑張りまーすえん!が感心しつつ、ウケました。

これからも、どうかよろしく!

娘さま

長期でブログを読んでいただき、ありがとうございます!voicyもうれしいです。

同じ日に誤飲、そんなことあるんですね。つい最近も洗剤の対策の方法が、偶然一致してたコメントをいただいてびっくりしました。介護は人それぞれといいますが、発信を続けていると似た症状、似た対策を行っているケース多くあります。わたしはそんなに立派でもないですし、母と揉めることもあります。それでもしれっとやっていくつもりでおります、今後ともよろしくお願いします!

介護ブログ10周年なのですね!
2017年12月の新宿紀伊國屋でのトークショーに行ったこと、懐かしく記憶してます。

母に対して身体的な介護はなく生きていく上でのサポートで混乱した時もありましたが、入居した今は定期的な対応のみになり、私も落ち着いて暮らしています。でも高齢者は急に悪化するから、平穏な日々がいつまで続くか分かりません。なので、今のうちにやりたいことはどんどんやっています(ニッコリ)

今後もブログの記事を楽しみにしています‼︎

みーしえるさま

細かいこと言って申し訳ないのですが、介護10周年ですね。介護ブログ10周年は来年の3月になります。
トークショーありましたね、懐かしい。前作の本はコロナ禍で販促活動がほとんどできず、本当に苦労しました。

おっしゃるとおり急に悪化する可能性があるんですよね、いつもわたしも覚悟しながら介護しています。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
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