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遠距離介護のペースをコロナ前に戻せるのか?

コロナになる前の遠距離介護のペースは東京2週間、盛岡1週間。これを7年くらい続けました。月で換算するとだいたい2回の往復で、頻繁に行き来していました。

コロナ禍の遠距離介護は東京2か月、盛岡1か月のペースで帰省していました。ものわすれ外来の薬の処方の最大日数と母の生活のリズム、そしてコロナの感染状況を考えて、何となくこのペースに落ち着きました。

コロナの感染者数が落ち着きつつある今考えているのは、コロナ前のペースに遠距離介護を戻すべきかどうかです。

2023年の遠距離介護の頻度は?

ちなみに2023年の今は、母の白内障の通院に合わせた遠距離介護になっています。眼科への通院頻度が多く、2023年は今のところ岩手に居る時間のほうが長いです。

白内障の手術から3か月が経過しましたが、通院はまだ続いています。当面は白内障の通院に合わせた遠距離介護を続けますが、その後の遠距離介護の予定を3か月くらい先まで仮置きしてみました。

コロナ前とコロナ禍の折衷案で考えていて、盛岡2週間強、東京1か月のペースで最近は実践しています。交通費はコロナ前よりも節約できますし、移動回数が減ると疲れも減ります。

コロナ禍でひとりで過ごす時間が増えた認知症の母にとっても、息子に会う頻度が増えるのでいい刺激になればと思っていまが、悪い刺激(ケンカ)も増えてしまいますよね。

認知症介護の面から考えてもコロナ禍よりも多く帰省する必要があるので、この折衷案がちょうどいいかもしれません。以前よりも認知症は進行していますし。

もうひとつ考慮しないといけないのが、講演会のお仕事です。予定・確定も含めて、2023年は少しずつ講演の回数が戻りつつあるので、遠距離介護と講演会のスケジュールをうまく調整しながら、なんとか介護と仕事の両立ができればと思っています。

ルーティーンになれば遠距離介護の移動も苦にはならないのですが、一定のリズムになるにはまだ時間がかかりそうです。少しずつ日常が戻ってきている感じがいいですね。

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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