【帰京まで2週間】岩手で見つけた2つのコロナ対策

コロナ対策
岩手のコロナ感染者1号って、まさか?
東京にひとり残してきた妻から、こんなLINEが来ました。

あれ?健康状態は毎日チェックしてるし、今まで会った人がまさか?いやいや、だったらPCR検査をやるようにと連絡来てるはずだしと、なぜか心がざわつきました。

達増岩手県知事の「1号の人を責めない」という言葉を励みに、わたしも帰省したわけですが、岩手で1か月生活する間に、新しいコロナ対策を2つほど始めました。その前に、ひとつ。

岩手に居て思った「東京滞在歴がある」という報道について

東京と岩手を比較すると、東京は感染者が多いだけあって、コロナへの警戒心はマックスだなと感じます。公園に行っても、子どもたちもかわいそうなくらいしっかりマスクしてますし、歩いていてもすれ違うときはなんとなく距離を取る感じがあります。咳したら振り向くみたいな、ピリピリ感もあります。

盛岡の公園に行って、子どもたちが元気にマスクしないで遊んでいる姿はコロナ前を見ているようで、いいなぁって思いました。バスを利用したときも、マスクしてない人もチラホラいましたし、会食への抵抗感も東京ほどないように思います。さすがつい最近まで感染者ゼロの岩手!って、思いました。

感染者の「東京滞在歴があり」という報道を多くみて、滞在しただけで感染するわけないと思っていたのですが、もし感染者の少ない地域の感覚のまま、首都圏で仕事したり観光したりすると、感染という流れになるのかなと思いました。

妻は膠原病(SLE:全身性エリテマトーデス)で、厚労省のいうところの基礎疾患をもつ人です。76歳の認知症の母もいるので、わたしができる感染対策は常に最高レベルを維持していて、正直疲れてます。手が荒れやすいのに、アルコール消毒で手が痛くて困ります。

そんな生活が3か月以上続いたせいか、いずれ東京に帰らないといけないせいか、母を連れて外食に行く気になれないでいます。本題に戻って、岩手で見つけたコロナ対策2つをご紹介します!

K(けんこう)ログを使い始めた!

盛岡にある、本とコーヒーとワークスペースのある『ポノブックス』さんでご紹介頂いた「Kログ」という健康管理LINEアプリを使い始めました。岩手出身のプログラマーが開発したそうで、体温と自分の健康状態(チェックボックス)、あと位置情報を自動取得して、入力完了です。

下記FacebookページのQRコードを読み込めば、すぐ使えるようになりますし、入力画面イメージは2つ目のリンクで見てください。

ご紹介されたときは、そういうアプリがあるんだ~ くらいの感覚でしたが、使い始めるとめちゃ便利です。やはり日常使いのLINEですし、毎朝8時に通知が来るので絶対に忘れません。気づいたら習慣になってました。

コロナが終息するまで、体温と健康チェックを続けていきたいと思っています。わたしの場合「東京の人」なので、「健康です」という岩手での証明のために使い続けます。

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか