介護先の盛岡へ3日でとんぼ帰り 母の骨折と並行して行う通院

先週金曜日まで盛岡の実家にいましたが、東京に3日居てとんぼ帰りで盛岡へ戻ってきました。

すべては母の左足親指つけ根の骨折(ひび)が原因で、デイサービスや岩手の妹にもカバーしてもらいましたが、1番大きなリスケはわたしの遠距離介護です。予定を3日早めた結果、東京の滞在がわずか3日になってしまったのです。

東京に居る間に片づけられる仕事を終わらせて、スポーツジムも3日連続で行きました。ただ盛岡にずっとはいられないので、母の骨を状態を見ながらギリギリまでいるつもりです。

元々は歯医者の予定を入れていた

もしも母が骨折していなかったら、歯医者の通院をヘルパーさんにお願いしていたところでした。

ある日の朝、ヘルパーさんが壊れた入れ歯を発見。その話を岩手の歯医者に電話したところ、念のため早めに来てもらったほうがいいと言われました。

入れ歯がどのように壊れているのか把握していなかったのですが、ケアマネさんに相談して、ヘルパーさんの時間調整をし終わりました。ところが母が転倒し、骨折。優先順位が骨折、歯医者の順番に変わり、ヘルパーさんも急きょキャンセルすることになったのです。

それで急きょ盛岡へ帰ったので、壊れた入れ歯の現物を確認できました。壊れたのは2か月ほど前に治したところで、下の前歯2本。かなり目立つ場所です。

歯医者には通院する日が決まったら連絡するといっておきながら、骨折のバタバタで連絡できていませんでした。しかし緊急帰省できたので、母の口の中の写真を撮って、壊れた入れ歯を持って、わたしだけ歯医者へ行って、改めて予約しました。

通院の移動は介護タクシーにして、車椅子の移乗もサポートしてもらおうと予約したら、時間が合わず。急きょ、自費で車椅子をレンタル。歯医者は実家の近くにあるので、母を車椅子に乗せて通院します。歯医者へ行くだけなのに、骨折が加わると面倒ですね。

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか