1/18新刊 重版決定!

【写真で見る】なないろのとびら診療所

認知症カフェ 岩手県盛岡市

岩手県盛岡市にある「なないろのとびら診療所」が、2017年11月1日にオープンしました。診療所あり、本屋ありという、見たことのないオシャレスペースで「屋根のついた公園」という独特の表現でも呼ばれています。

岩手県外の方向けのアクセス方法を最後に書きましたので、そちらも併せてご覧ください!

なないろのとびら診療所

この新しい診察室に、認知症の母を連れて通う日々がもうすぐ始まります。うちのかかりつけ医である松嶋先生に、母の認知症を診て頂いています。また亡くなった父の緩和ケアも、お願いしました。

診療所の名前が変わりました。「旧ものがたり診療所もりおか」と書いておけばネットで見つけてもらえるかな・・・。

「爪切り屋」ときいろ☆ねいる

いつまでも自分の足で立ち、歩くためには「フットケア(足のお手入れ)」はかかせません。うちの母は足の難病があって、魚の目が常にできるので、今後はこちらでフットケアもしてもらおうと思っています。

  • 巻き爪で痛い方
  • 爪が厚い方
  • タコ・魚の目が痛い方
  • ご自身で爪が切れない方
  • 爪切りって、どうするのが正しいの?

などなど、爪に関するご相談や角質除去を、メディカルフットケアJF協会認定の1級メディカルフットケアワーカーが対応致します。

受付時間【平日(月~金)】13:30~16:00
【土曜日】09:00~12:00
【日曜日】休み
(土曜日の午後、日曜日のケアは要相談)
料金フットケア相談料 2,000円
フットケアフルコース 5,500円~
(足洗・角質除去・爪切り・ヤスリ仕上げ・保湿)
グラインダー使用 1,000円~
足裏ケア(タコ・魚の目等)1,000円~
フットケアセット券(2回券) 10,000円
お問い合わせ〒020-0861 岩手県盛岡市仙北2丁目1-20 1階
【TEL】019-601-3102
【FAX】019-601-3105
不在時は折り返しお電話いたします。

施設内にあるチラシを持参すると、フットケア相談料が無料になります。チラシを入手しに、立ち寄ってみてはいかがですか?

あまいろ薬局

「あまいろ薬局」は薬局ですが、よろず相談処でもあり、健康相談、介護相談なども受けてくれます。

父と母の介護を経験してから、薬剤師さんの見方が大きく変わりました。父の使ったモルヒネはどうとか、母の白内障の目薬ってぶっちゃけどうとか、質問してみると医師とは違った視点をお持ちなので、最近はいろいろお薬の質問をするようになりました。

医師が高齢化し、廃業になってしまうと、その隣の薬局もつぶれてしまう・・・そんな座して死を待つ的な薬局は今後厳しいそうで、訪問薬剤師さんが外に出たり、地域とのつながりを大事にしたりする薬局が生き残っていくそうですよ。

営業時間【平日(月~金)】9:00~17:30
【土曜日】9:00~13:00
【休日】日・祝日

さわや書店が本の販売をしている!

岩手県内のみならず、全国的にも有名な「さわや書店」。ことのはきっちんのカウンターの後ろで、本の販売を行っています。カフェスペースと本の組み合わせ、いいですよね。

今並んでいる本で、特にわたしがオススメしたいのは岩手県出身の作家・柚月裕子先生の「盤上の向日葵」。将棋を題材にした将棋ミステリー、将棋版「砂の器(松本清張作)」を読んでいるような感じです。ちなみにわたしの著書も、園内に置いてありますよ。

このスペースを使って各種イベントも開催可能です!

畳の上でゆったり座りながらイベントができます。


ピアノもあるので、演奏会なんかも。

(県外の方向け)盛岡駅からのアクセス方法

県外の方向けのアクセス方法を説明します。まずは、東北新幹線で盛岡駅までいらしてください。盛岡駅から「なないろのとびら診療所」までのアクセス方法です。


JR東北本線で盛岡駅の次の駅「仙北町(せんぼくちょう)」駅で降ります(140円)
ちなみにSuicaとかPasmoは使えませんが、盛岡駅だけは切符と定期を入れられる自動改札です。

盛岡三大麺(冷麺、わんこそば、じゃじゃ麺)は、盛岡駅近くや構内で堪能してください。仙北町駅周辺は、何もありません。


JR東北本線の時刻表です。上り(花巻・一ノ関・釜石方面)に乗りますが、1時間に数本程度です。盛岡駅で時間をつぶして、うまく電車に乗りましょう。


東北本線の電車(2両編成)で、乗り降りはボタンを押すタイプでした。


自動改札もない、昔ながらのJR仙北町駅です。


JR仙北町駅前です。何にもないので、駅を出たらすぐ右を向いてください。


奥に見える5階建ての茶色の建物の1階に、この記事でご紹介したものすべてあります。

いろんな色の「とびら」が地域の方々、全国の方々にも開放されているので、ご自身の興味のある「とびら」からお入りください。サービス内容、診療時間等の詳細については、直接お問合せください。


今日もしれっと、しれっと。


 


【2023.01.18発売】
発売1か月で重版出来!

東京と岩手の遠距離「在宅」介護を、10年以上続けられている理由のひとつが道具です。わたしが使ってきた道具を中心に、介護保険の杖や介護ベッドなど福祉用具も含め、介護者の皆さんがラクになる環境を実現するための本になっています。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

本日、松嶋先生のお話をお聞きしまして、涙するほど感銘した調理を仕事とするものです。今、調理師は金を生み出さない職種で、病院内でも下っ端と思われ、正職員採用もなく、でも、管理栄養士のもと、患者さんに寄り添い、全力で働いています。
でも、その価値を認められず腐りそうになる気持ちを何とかなだめながら毎日を過ごしていたところ、調理師と、介護福祉士の存在を大きな声で認めていただいていることを知り、参加した調理師は救われた気持ちで帰宅しました。モチベーションが下がる毎日を15分の講演の中で力をいただき、その感動を伝えたく、コメントさせていただきました。今やっている仕事を誇りに思えた気がしました。ありがとうございます。これからも頑張っていきたいと思いますし、参加できなかった調理師にも伝えてたいと思います。

吉田さま

おそらくこのコメントは、http://nanairodoor.hatenablog.com/ のほうに書いたほうが、先生に直接伝わるのでいいと思います。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか