緊急事態宣言発令中の東京に居て思うこと

ゴロゴロ

緊急事態宣言発令中の東京におります。

不要不急の外出を避け、食料品の買い物やお散歩、通院を除いては、ほぼ家に居る毎日です。

「人との接触を8割減らす」というニュースが報道されておりますが、わたしは元々人との接触が多くない生活を送ってきたので、それほど変化はありません。人混みが嫌いで、平日昼間に予定を入れることがほとんどだったので、そういう意味でも変化なしです。

近所のお店は一時休業状態で、街が閑散としています。一方でスポーツジムが休業したので、ランニングコースはいつも以上に人がいっぱいです。ソーシャルディスタンスを意識しながら、皆さん走っていらっしゃいます。

近所のお店のレジには、ソーシャルディスタンスを確保するためのラインがひいてあり、対応の早さに驚きます。

わたし自身は宣言の前と後で変化はないのですが、やはり「東京に居る」というだけで、かなり警戒されるのだなという実感はあります。首都圏以外の方とやりとりしていると、首都圏全体が相当ヤバイと見えているのかもしれません。

世の中が停滞していると、自分も停滞してもいいかなと思ってついダラダラしてしまいます。簡単にラクなほうへ流される自分がいるのだなと。本当は今しかできないことを、じっくりやろうと思っていたのですが。

ブログはいつも通り書いていますし、連載のコラムのお仕事も継続中、本も執筆中なので、ダラダラしているとは言わないのかもしれないのですが、気が張ってない自分を認めざるを得ません。

美容室もそろそろ行くタイミングですが、誰にも会わないのであれば、少し先送りしようかなと思ってしまいますし、多少太っても大丈夫なのかなとか、講演もしばらくないからテキトーでいいのかなとか。

また仕事の性質上、自分自身が商品みたいなところがあって、仕入れや在庫を必要としないため、資金繰りで苦しむこともありません。そういう意味で余裕があるのかもしれませんが、家計全体で収入を考えれば、現状は本当によろしくありません。

とはいえ、自分の性格上、ダラダラが過ぎると不安が襲ってくるタイプなので、新しいルーティーンづくりをすると思います。

SNSでは発信しましたが、ハートネットTVでは4月15日(水)の生放送で、「高齢者介護」への影響についてお伝えするようです。楽しみです。


今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか