1/18新刊 重版決定!

継続は難しい?認知症介護ブログのその後

2015年から数年間、認知症ONLINEというメディアで連載しました。2013年に立ち上げたこのブログを書き続けて2年、初連載のお仕事で気合いが入っていたことを覚えています。

認知症ONLINEはすでに更新が止まっておりますが、2016年2月にアップされた記事で『認知症介護ブログおすすめ14選!笑って泣けて役に立つ』がありました。

この記事をたまたま見つけ、紹介されていた認知症介護ブログ14個は今、どうなっているのだろう?と思って、リンクを1つ1つクリックしていったお話です。

5年前に紹介された介護ブログはいくつ続いている?

5年前に紹介された14個のうち、どのくらいのブログが2021年も更新を続けていると思いますか?

正解は7個、半分のブログが更新を止めています。2021年の最初に更新したブログもギリギリ含めましたので、厳密には6個といってもいいかもしれません。

介護ブログが終わる1番の理由として考えられるのは、介護自体が終わることです。わたしも母の介護が終わったら、このブログを続けるべきかどうか考えることがありますが、介護の終わり=ブログの終わりになるようです。

他の理由は推測ですが、読者からの反応がなかったり、収入につながらなかったり、他の仕事の獲得につながらなかったりすれば、ブログを続けるモチベーションは低下すると思います。好きなだけ、楽しいだけでもブログは続けられますが、何かしらないと5年も続けるのは厳しいかもしれません。

健康だったのか!

わたしのブログは9年目に入り、しれっと続いています。

ブログリニューアルやサーバー移転を除き、週3回の更新はたぶん休んでないと思います。ということは、途中で精神的にも肉体的にも大病を患わなかったということになります。健康で続けられたことは本当にありがたいなと、クリックしながら思いました。

欲張ればいろんな目標を立てられますが、これからも健康でしれっとブログを続けられることが何より幸せなのかなと思ってます。母も元気だということですしね。わたしが来年50歳を迎えても、ブログタイトルは変えません。

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今日もしれっと、しれっと。


 


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東京と岩手の遠距離「在宅」介護を、10年以上続けられている理由のひとつが道具です。わたしが使ってきた道具を中心に、介護保険の杖や介護ベッドなど福祉用具も含め、介護者の皆さんがラクになる環境を実現するための本になっています。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか