ハルメク1月号に認知症介護の記事掲載されました!

2022年12月10日発売のハルメク2023年1月号に『自分や家族が認知症になったときの4つのもしも』という、1ページの記事が掲載されました。

休刊になる紙媒体の雑誌が増えているなか、主に50代以上の女性が読む雑誌の中で最も勢いがあると言われていますよね。わたしがハルメクさんを最初に知ったのは、テレビ東京『カンブリア宮殿』です。

わたしの書く介護の書籍や記事を読む読者の皆さん、音声配信voicyのリスナーさんもそうなんですけど、ちょうどハルメクさんの読者世代と被っています。定期購読誌で書店では販売されていないので、実家の岩手日報の広告で見出しを見ているだけでした。

今回取材を受けて見本誌を頂き、初めて読んだのですが人気の理由が分かった気がしました。介護の取材はこれまでも何度も受け見本誌を頂いて読んでいるのですが、なるほどハルメクさんの介護特集はとても読みやすく、分かりやすいです。

初めて介護に直面する人でも、これならスッと入ってきます。たくさんの専門家も登場して解説しているのですが、それでも読みやすいのです。やたらと介護保険制度の説明ばかりになって、介護している人、されている人の画が浮かばない特集がよくあります。

今回の特集は車椅子で1人暮らしの92歳女性がどうやって生活しているのか、写真からその生活ぶりがよく分かりますし、1か月の介護費用も公開されています。杖を必要としている79歳女性の自宅での暮らしぶりもリアリティがあって、面白いです。

全体を通して、50代以上の女性が活躍し、輝いていて、かっこいい印象を誌面から受けました。老いをネガティブに感じさせない雰囲気があり、なるほど~って言いながら読みました。

わたしの掲載箇所

わたしが掲載されている箇所は、認知症であることを公表した漫画家・蛭子能収さんご夫婦の対談で「認知症になって、介護をして、変わったこと、変わらなかったこと」を受けて、認知症になったときのもしもの話になります。

蛭子さんが認知症になる前の夫婦関係、認知症になったあとの夫婦関係と介護の状況についての話です。テレビで見る蛭子さんのお姿、そのままの面白エピソードが認知症とどう関係するのか、認知症になったあとの仕事の状況、妻から見た認知症の夫など、面白いです。

記事にご興味のある方は書店ではなく定期購読になりますが、手に取って読んでみてください。

音声配信voicyは、冬至と神頼みのお話をしてます↓

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

Voicyからこちらを見に来ました
ハルメク以前から気になってる雑誌です 
読んでみたくなりました!

ところで今度Voicyで取り上げて欲しいネタがあるんです
高齢者とペット問題です
私の義父母は庭に野良猫を住まわせてました
でも家を壊して引越しすることになり
人慣れしない猫たちを猫ボランティアさんと捕獲するのが
まあひと苦労でした!!!!!!!
なかなか捕まらず
やっと捕まえては泣き叫び暴れる姿、
可愛そうでこちらも哀しくて泣きそうになりながらでした
無責任に可愛がるのは義父母
その尻拭いは嫁の私
無責任に殖やされたネコたちも可愛そう
身近には親の遺したワンコを看取るためにお仕事を辞めてワンコ介護に専念してる人もいます
癒される反面高齢者が飼うことには
様々な問題あると思います
クドヒロさんのご意見聞いてみたいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか