わたしの5作目の介護本の発売延期のお知らせ

見開きの本

ほぼ1年近く執筆してきたわたしの5作目の介護本ですが、発売延期が決定しました。

新型コロナウイルスの影響で、街の書店が閉まっていたり、営業時間が短縮したりしています。Amazonの入庫も日用品が優先されているため、書籍の在庫補充が間に合ってないようです。

この状況で多くの本の発売延期が決定しておりますが、わたしの本も対象となってしまいました。

そもそも発売日を告知していませんし、本のタイトル、本の内容もお伝えしていないのに、発売延期と言われても??という感じですよね。

原稿自体はほぼ終わっておりまして、先日も本の表紙(装丁)のデザインが決定し、そろそろ発売できるかもと思っていた矢先の出来事でした。

発売延期の可能性はあるだろうなとずっと思っていたので、ショックではなく、やっぱりという感じです。

オリンピック・パラリンピック選手の気持ちが少し分かる

東京オリンピック・パラリンピックが1年延期になり、コンディションのピークを今に持ってくるべく、4年前から練習に練習を重ね調整をしてきた選手の皆さんの気持ちが「少しだけ」分かる気がします。

本の発売日は1年前から決まっていて、それに向けてかなり多くの時間と労力を費やしてきました。ゴールテープを切る直前で、テープが急に遠くに行ってしまって、あらら…という感じです。4年も前からオリンピックのために準備してきた選手の皆さんのショックは、相当なものだと思います。

多くのイベントが中止になる中で、アーティスト・作家の皆さん、それを支えるスタッフの皆さんの生活も困窮しています。わたしも講演会がすべてキャンセルになってしまったのですが、この本が発売中止になるわけではなく、いつか必ず発売される日が来ます。

朝から晩まで本のことばかり考えて1年生活してきたので、発売日うんぬんよりも、執筆から解放された喜びを爆発させて、今出来ることをいろいろやろうと思います。まずは運動かな。

介護というジャンルは瞬発力はないのですが、本としての息は長いです。団塊ジュニア世代がそろそろ介護に突入する頃で、むしろこれからのほうがニーズがあります。旬で売る本の発売延期は大変ですが、わたしの本は延期になっても違和感はないと思います。

発売日が確定しましたら、改めてブログでお知らせします。わたしが今まで書いてきた介護の本とは、作りがだいぶ違うので、楽しみに待っていてください!

いつまで延期になるのかは、コロナ次第です。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか