2020年7月29日発売の新刊『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと 』(翔泳社)が、発売からたった1か月で重版決定しました!応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!
重版の意味
著者(わたしの場合)としてうれしい瞬間は、見本誌が送られてきたとき、そして「重版」の知らせが来たときです。本当にジャンプして喜びます。
増刷とほぼ同じ意味で、重版がかかる確率は5%という人もいれば、15%という人もいます。著者は必ず「重版」を目指しますが、数字からも簡単ではありません。
自分の本は、自分の子どもを産むようなもので、どの本も愛おしいのですが、本の奥付のところに「第2版発行」と書いてあると、さらに愛おしくなります。
運も大切にしているので、わたしは見本誌ができたら必ず神社に行きます。今回は、盛岡八幡宮の中にある「笠森稲荷神社」(商売繁盛)を参拝しました。
この本が多くのメディアに取り上げられた理由
この本は河北新報、岩手日報、山陰中央新報、千葉日報、夕刊フジ、FM岩手、IBCラジオ、岩手めんこいテレビ、テレビ岩手他、多くのメディアに取り上げられました。また、コロナ禍の遠距離介護は、朝日新聞、週刊朝日、TBSラジオで取り上げられました。
そのきっかけになったブログ記事がこちらです。
その稀有な行動と本の内容がマッチしたこともあり、多くのメディアに取り上げて頂いたのだと思います。
秀逸な書評を引用
新刊の書評やレビューを頂いており、特にえびてんさんがわたしが言いたいことを伝えてくれています。そのレビューがこちら。
いきなり否定で申し訳ないのですが、この本はタイトルに惑わされてはいけません。親でなくても、認知症でなくても、離れてなくても。高齢の家族のことを心配する気持ちがある人には必ず役立つ内容です。家族の介護の話はどうしても個別具体的な体験談やエピソードが多く、読んで共感できても自分事に活かすポイントは少ないことが多いです。この本ほど実用的に何から手をつけていいか?はじめにやる事を教えてくれる書籍に初めて出会いました。
引用元:https://ab10.biz/family-care/before-ninchishow/
わたしが8年近く遠距離介護を経験し、『40歳からの遠距離介護』というブログを運営しているので、どうしても遠距離介護の指南書だと思われてしまいます。しかし本の中身は、えびてんさんのおっしゃるとおり、本のタイトルに惑わされてはいけない内容になっています。
介護士・ブロガー・作家のたかはたゆきこさんも、同様の感想です。
工藤さんはご遠距離介護をされている方で、本のタイトルも『離れて暮らす親の』となっています。でも、内容の6分の5くらいは、バリバリ同居の在宅介護にも役に立つものだと思います。
引用元:https://dadacat.net/blog/archives/8162
親の認知症の不安を抱えている方はもちろんのこと、在宅介護中の方、施設に親を預けている方など、すべての認知症介護に対応している本です。なぜ、わざわざ認知症の親と離れて暮らす必要があるのかも、本を読むと分かると思います。
Amazonレビューも過去最速のペースで増えておりますが、ベスト50に入るレビュアーの評価も頂きました。こちらも秀逸なレビューが並んでおります。
今読んで欲しいページは防災のページ
今まさに、台風のシーズンです。コロナだけでも心配なのに、認知症の親と離れて暮らしている方は不安でたまらないと思います。
この本を執筆していた昨年、台風19号が来ました。北陸新幹線が水没したとき、長野で講演会を行い、氾濫後の千曲川を見て、絶対に防災のページを書こうと決意しました。今1番読んで欲しいページはここで、離れて暮らす認知症の親をどう守るか、本音を書いてます。
今日もしれっと、しれっと。
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