わが家で今試している認知症対策「食べ物・サプリメント」リスト

先日、認知症治療研究会に参加した際、愛知県長久手市・長久手南クリニック院長の岩田明先生が「胚芽米」の可能性について言及されていました。NHKのクローズアップ現代+に、今年出演されてましたよね。これならうちでも試せるかも!と思い、「胚芽米」についてさらに詳しく調べてみることにしました。

ドクターイワタの認知症ブログによく出てくる胚芽米

岩田先生のブログを読んでみると、ご自身の患者さんに「胚芽米」を使った食事指導をされていることが分かりました。なぜ「胚芽米」を患者さんに食べさせているのでしょう?

岩田先生の記事に「ビタミンB群補充療法(ビタミンB1,B12、葉酸(B9)」という言葉が出てきます。要は胚芽米を食べることで、このビタミンBを補うのです。なぜ、ビタミンBを補う必要があるかを先生のブログから引用すると、

ビタミンB1欠乏症は、脚気などの末梢神経障害、脊髄症~ウェルニッケ脳症などの中枢神経障害を引き起こすことが知られています。今回、ビタミンB1欠乏症に認知症患者の共通した臨床症状は、不安と不穏という陽性症状ということがわかりました。
引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/aiwata/diary/201802120000/

さらに、

ビタミンB1欠乏症の治療との大きな違いは、副作用が全くなく、補充療法が上手く行けばかなりの確率で認知機能回復が見込めることです。逆に言うとビタミンB12欠乏症を見逃すことは罪が深いと言えます。認知症患者全員にビタミンB12血中濃度を施行して、抗認知症薬を投与する前に内科的補充療法で治療可能な認知症を治療すべきなのです。
引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/aiwata/diary/201802120000/

そして、

今回は、6か月経過して新たに得られた知見をご報告します。今週の症例報告の中にもビタミン補充療法が著効を呈した症例がありました。このように副作用がなく認知機能が著明改善することがあるので認知症患者全員にビタミンB1、B12、葉酸(B9)の血中濃度を施行することは必須と考えます。
引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/aiwata/diary/201802120000/

レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症など、あらゆるタイプの認知症にこのビタミンB補充療法を試され、効果を示していることがブログを読むと分かります。

先日ご紹介した「アルツハイマー病 真実と終焉」という今売れている本にも、ビタミンB1の必要性のほかに、ビタミンB6、B12、葉酸の必要性についても言及されています。ビタミンB1とB12、葉酸に関しては、岩田先生もこの本も必要と説いています。

ビタミンBをどう補うのか?

岩田先生はビタミンBをしばらく処方し、落ち着いてきたあとで「胚芽米」あるいは「葉酸米」に移行するというステップが多いように記事からは思いました。

さて実践編ですが、わたしも含め介護家族がこれを実践しようと、医師に相談したところで「( ゚Д゚)ハァ?」と言われる可能性が高いです。なので、ビタミンBの補充を市販サプリメントでやってみようと、ドラッグストアに行ってみました。

CMでおなじみ大塚製薬のネイチャーメイドシリーズにビタミンB1がありますし、ビタミンBコンプレックス(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)は、ここに記載したビタミンB群をカバーしています。

コスパを求めるなら別な購入方法もありますが、ここでは割高でも誰でも手軽試せる話にしておきます。

しかし、講演会を聴いたあとの段階で、先生のブログを熟読してなかったので、Amazonで「胚芽米」買ってしまったんですよ・・・(記事タイトル下の写真)

わが家の戦略

「アルツハイマー病 真実と終焉」という本に書いてある「リコード法」を知ってから、抗認知症薬さえ飲めば、フェルガードさえ飲めば、認知症の進行を遅らせることができるという発想から、複合的な視点(薬だけ、サプリだけではなく、同時に複数のアプローチが必要)で認知症と戦う発想に変わりました。

ただ、リコード法を厳密に実践するとなると、たくさんの種類のサプリメントを母に飲ませないといけません。ある道具(今度ブログで紹介します)も買ったので母に飲んでもらえるとは思うのですが、あくまで生活の中にこれらを「しれっと」溶け込ませ、なんとなく不足しているものたちを補い、リコード法で言うところの36の穴のうちの、いくつかの穴をふさぎたいと思っています。

今まではひとつの商品(Mガード冬虫夏草など)を数か月試し、だめなら次の商品を数か月試すという方法でやってきました。この方法のいいところは、サプリやお薬単体の効果のあるなしを判断できるところです。

ところがそんなことを言ってられなくなるくらい、母のこだわりが超強くなってきております。あれこれ1年くらい試しているのですが、これといった成果も得られていません。

ちなみにわたしの母はアルツハイマー型認知症という診断にはなっておりますが、ピック病の可能性も捨てきれないので、この2つを意識しています。具体的に何をやっているか、ここからはご紹介していきます!

MCTオイルの強化

ココナッツオイルとの激闘については、ブログ初期の頃にいろいろ書いてきました。また自著「認知症介護で倒れないための55の心得」でも取り上げました。中鎖脂肪酸を取ることが認知症にもいいとされているのですが、ココナッツオイルは固まるので扱いが難しいのです。

母は料理をするので、サラダ油ではなく「ヘルシーリセッタ」を数年使っています。中鎖脂肪酸は含まれているものの、中鎖脂肪酸が約10%程度と少ないので、以前ご紹介した「メモリオン」、「エネプリン」というデザートを今は食べてもらってます。

冷蔵庫に「しれっと」入れて置いた時に、母はどれを食べるかテストしてみたら「エネプリン」が好評だったので、今後は「エネプリン」を自然に食べてもらいます。「なんでそれ覚えているの?」ということが数回あったので、これはしばらく継続しようと思っています。

胚芽米を購入

母はお米を食べるので、白米に「しれっと」胚芽米を混ぜてもバレないだろう・・・ということで、胚芽米を買って混ぜ込み、自然とビタミンB1を取ってもらってます。炊きあがりの色は若干変化しますが、食べてみても白米との違いがよく分からないので、良さそうです。記事タイトル下の写真の米びつで、わたしがまぜまぜしております。

ただ「葉酸米」を買うべきだったと後悔しているので、なくなったらそちらに切り替えます。ビタミンの量がサプリ摂取よりも少なくて効率が悪そうなので、ビタミンBのサプリを追加で購入するかもしれません。

現在のお薬

病院で処方されているお薬、サプリメントは、プレタール50mg×2、フェルガードF×2です。わたしはフェルガードBに含まれる、パコパモニエラも、母には必要かなとも思っています。

ひとり暮らしで栄養不足の可能性もあるので、野菜ジュース(栄養をあまり損なわないもの)も冷蔵庫に常備するようにしました。

今回の記事をさすがにお試しください!とは言えないので、試す方はあくまで自己責任でお願いします。あぁ・・なんでもいいから、うまくいってくれい!これだけいろいろ試しているのは、久しぶりです。なんとかしたいんですよ・・・マジで。

うちはこの胚芽米を買いましたが、岩田先生のブログには「女子栄養大学推奨 胚芽精米」が載っています。

今日もしれっと、しれっと。

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4 件のコメント

  • いつも読んでいます。
    我が家には認知症の人と高次脳機能障害の人が3人、15分ほど離れた所に1人います。ビタミンEを取るようにお米を炊くときに入れています。
    葉酸やビタミンB群も試してみたいと思います✨

  • 仕事を続けながら介護してます様

    コメントありがとうございます、いつも読んで頂いてうれしいです!

    お米で摂取する分にはビタミンの量が少なく特に問題ないみたいですが、サプリで多めにビタミンを取るときは注意が必要という見方もあります。
    岩田先生の記事を一読してみてください。
    https://plaza.rakuten.co.jp/aiwata/diary/201802120000/

  • いつも参考にしています。
    母はウェルニッケ脳症で高次脳機能障害になりました。記憶障害のため、介護が必要です。
    30年前に胃癌のため胃全摘出したことによるB1欠乏 が原因でした。
    医者に初期の認知症と言われましたが、腑に落ちず総合病院で名医に出会いようやく診断されました。
    記憶障害はありますが、今はアリナミンVを処方され元気に生活しています。
    くどひろさんを参考に私もしれっと遠距離介護を実践中です☺️

  • ビタミンB1さま

    コメント&参考にして頂き、ありがとうございます!

    「腑に落ちず」というところが、さすがだな!と思いました。

    そして今回の記事の例どおりの処方、名医に出会えて良かったですね。もし別な薬を処方されていたらと考えると、ゾッとします。

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    ABOUTこのブログを書いている人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか