我が家の「ワールドカップ」も始まります!

今日はワールドカップの初戦ですね~

コートジボワール戦は東京で観戦できますが、ギリシャ戦はやむを得ず母と観戦するか、それかこっそり別部屋で観戦します。

今年のソチオリンピックを母と観戦した時は、羽生くんが出てくるたびに同じ話をするので、ジャンプは4回転でも同じ話の繰り返しは40回転くらいしてました(笑)あの緊張感がまた、ワールドカップでやってきます。

  認知症の経過報告(44週間目)・我が家のソチオリンピックは4回転どころではない! 認知症の経過報告(44週間目)・我が家のソチオリンピックは4回転どころではない!

ちなみにどういうお話になるかというと、

母:「サッカーって、誰でもゴールできる簡単なスポーツよね」

わたし:「え?なんで?」

母:「だって、あんな広いゴールに決めるなんて、誰だってできるでしょ」

わたし:「いやいや、簡単じゃないんだって」 (つい認知症の模範対応を忘れ、反論する)

母:「あんな広いところでやって、あれしか人がいなかったら、蹴れば入るでしょ」

わたし:「じゃぁなんで90分戦って、1-0とかになるわけ?」

母:「あら、そーよねー」

わたし:「バスケットなら88-79というスコアでしょ、何点も入るのはバスケでしょ」

母:「確かに言われるとそうだ」

ここまでが1セットで、珍しく納得して会話は終わります。今まで何十回この会話をしたか忘れました(笑)ワールドカップ期間中はとにかくどのチャンネルでも、サッカーを扱う事は間違いないので、またソチオリンピックの恐怖を味わうことになります。テレビにサッカーの場面が映ると、反射的にこの会話が始まります。

頑張れ、ニッポン! がんばれ、自分!


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか