【11月11日は介護の日】書店員が選ぶ介護の日に読みたい9冊の本

11月11日は介護の日です。なぜ今日が介護の日なのか、厚生労働省のサイトにこう書いてありました。

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」を念頭に、「いい日、いい日」にかけた覚えやすく、親しみやすい語呂合わせとしました。

引用元:「介護の日について」厚生労働省

ん?

理由はさておき、今日ご紹介する9冊の介護の本は、先週中日新聞(尾張版)に掲載されたものです。

三省堂書店名古屋本店、らくだ書店本店、星野書店近鉄パッセ店など、日ごろからたくさんの本を読まれる本のプロ、書店員の皆さまがオススメする介護の本9冊を、新聞掲載順にそのままご紹介します。

ムリなくできる親の介護

はい、いきなり自分の本が1番でビックリしました。選択肢を広げるために、最初に出会いたい本ということで、紹介されました。岩手の書店員さんに取り上げてもらった経験はありますが、名古屋は初めてです。本当にうれしい!

高田副店長さま、ありがとうございます!

半ダース介護

一気に6人の介護をするレアケースの話ですが、これだけ介護する相手が多いと力の抜きどころも分かるという、書店員さん評です。

半ダース介護 6人のおジジとおババお世話日記

半ダース介護 6人のおジジとおババお世話日記

井上 きみどり
1,320円(11/21 18:34時点)
Amazonの情報を掲載しています

マンガで分かる無理をしない介護

書店員さん自身が介護が始まったとき、とりあえず最低限の知識を!と思って購入した本がこれだったそうです。

家族のためのユマニチュード

わたしも読んだ本なので、ブログ記事をご紹介します。

家族のためのユマニチュード 感想 書評
家族のためのユマニチュード: “その人らしさ

家族のためのユマニチュード: “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア

イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ, 本田 美和子
1,760円(11/21 16:33時点)
Amazonの情報を掲載しています

介護する人・される人のきもちがわかる本

北川さんの絵のタッチ、本当に暖かくてやわらかくていいですよね。

マンガ 介護する人・される人のきもちがわかる本

マンガ 介護する人・される人のきもちがわかる本

北川なつ
1,173円(11/21 18:34時点)
Amazonの情報を掲載しています

ばーちゃんがゴリラになっちゃった。

著者の青山ゆずこさんと「認知症と笑顔で暮らす本 (洋泉社MOOK) 」という本でご一緒したので、本自体は知っていましたが、まだ読んでません。

ばーちゃんがゴリラになっちゃった。: 祖父母そろって認知症

ばーちゃんがゴリラになっちゃった。: 祖父母そろって認知症

青山ゆずこ
1,841円(11/21 16:33時点)
Amazonの情報を掲載しています

おでかけは最高のリハビリ

このブログでは何度もご紹介している、たかはたゆきこさんの作品です。今年、第4回斎藤茂太賞を受賞したときのブログ記事はこちらです。

受賞
おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する

おでかけは最高のリハビリ! 要介護5の母とウィーンを旅する

たかはた ゆきこ
1,540円(11/21 18:30時点)
Amazonの情報を掲載しています

親の介護で自滅しない選択

太田差惠子さんの本もブログでご紹介しているので、そのときの記事がこちらです。

親の介護で自滅しない選択
親の介護で自滅しない選択

親の介護で自滅しない選択

太田 差惠子
2,020円(11/21 17:42時点)
Amazonの情報を掲載しています

自分の終い方

自分の終い方 元気なうちに選ぶ〝終のすみか〟

自分の終い方 元気なうちに選ぶ〝終のすみか〟

高橋 寛美
1,650円(11/21 18:34時点)
Amazonの情報を掲載しています

9冊中7冊は、わたしも知っている本でした。うち4冊は読了していたので、結構な確率ですよね。読書週間は11月9日で終わってしまいましたが、介護の日に読んでみてください。

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか