最近気になっている認知症や介護関連の3つのニュースとお知らせ

ニュース

最近気になっている認知症や介護関連のニュース、3つをご紹介します。最初にひとつお知らせです。

新聞連載のお知らせ

11月くらいから、南日本新聞(鹿児島)、宮崎日日新聞、上毛新聞(群馬)、山陽新聞(岡山)でわたしの遠距離&認知症介護の連載、すでに始まっております。

そして本日より、岩手日報の連載が始まるので、よろしくお願いします。いずれも地域一番のシェアを持っている新聞での連載なので、多くの方に読んで頂けると思います。イラストにも注目ですよ!

『最強のふたり』のハリウッドリメイク版が公開

本日アップした介護ポストセブンの記事は、わたしが「しれっと」と言葉を使うきっかけになった、フランス映画『最強のふたり』の話です。そのハリウッドリメイク版が、12月20日から全国公開されます。

フィリップの秘書役が、ニコール・キッドマンです。わたしはフランス版のほうに思い入れが強いのですが、予告を見た感じではオリジナルにかなり近い気がします。そりゃそうですよね、実話が基になってますから。

特に介護している人は本当に必見の映画ですし、強烈な気づきが得られます。

長谷川和夫先生の新刊発売

認知症テスト、長谷川式認知症スケールの開発者である長谷川和夫先生は、ご自身も認知症になられたことを公表しています。その長谷川先生の新刊が、12月27日に発売になります。

認知症のテストを開発した長谷川先生が、どんな思いをこの本に綴ったのか?遺言という本のタイトルも気になります。

デール・ブレデセン博士監修のサプリメント発売

twitterでこんなつぶやきをしました。

リコード法の話は過去に記事で触れましたが、わたしは多面的な視点で認知症治療にあたるという発想が素晴らしいなと感じました。単一的に攻めても改善するわけではなく、たくさんの原因をつぶす必要があるという話は目からウロコでした。

ただリコード法を完璧に実践するには、食事やサプリメントでかなり細かくコントロールしなければならず、遠距離介護のわが家では厳しいので、やっていません。

このリコード法を提唱するデール・ブレデセン博士監修のサプリ、 『ノンアルツBee』 が山田養蜂場の公式サイトで予約受付中です。12月末から到着するそうです。

母はアルツハイマー型認知症で、これまでの治療では抗認知症薬はほとんど使用してきませんでした。うちはコウノメソッドを主体とした治療を7年行ってきましたが、途中でいろいろな健康食品や他社のサプリメントも試してきました。

おそらく、認知症になる前の方、MCI、初期の認知症の方をターゲットにしていると思うので、母のような中等度まで進行した場合はどうなんだろうと思いますが、 打つ手がなくなってきているので気にはなっています。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

 今朝の岩手日報,何気なくめくっていたら,貴記事に出会し,拝読いたしました。
 10回連載の第1回目とのこと。
 実は私,新聞を購読しておらず,夜勤明けの職場でたまたま目にしたものです。
 ご縁があると勝手に思い,2回目以降の記事を楽しみにしております。

減速生活者さま

記事読んで頂きありがとうございます!
10回連載と記事に書いてあったのですね、毎週金曜日掲載になります。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか