ドラゴン桜作者三田紀房さんが語る「ブログ運営の5つの極意」とは?

ドラゴン桜、エンゼルバンク、インベスターZなどを代表作に持つ漫画家三田紀房さんと、宇宙兄弟、働きマンを手掛けた元敏腕編集者でクリエイターエージェント社長佐渡島庸平さんの講演

「明日からのビジネスに活かす!売れる企画力、プロデュース力」

を聞きに行ったのですが、三田さん、佐渡島さんが話す事すべてが、わたしのようにブログを生業にしているブロガー目線で見ると、

「こ、これは、まさにブログ運営の極意・・・ゴクッ」

ここからの囲み部分は三田さんも佐渡島さんも、漫画の新連載の企画の話をされています。これをわたしが勝手にブロガー目線に置き換えてますので、ご了承ください。

「読者に対して、『自己問題化』されないとダメ。他人事や、関係ないと思わせないことが大切」

このコトバが、本当に刺さりました。 「これは自分の問題なんだ!」 って思わせる。「わたしには関係ない」 「わたしには興味ないし、必要ない」 そう思わせると、漫画は読んでくれないんだそうです。ブログ運営も全く同じ事です。 

『素朴な疑問ほど新鮮。誰も掘り下げないところをキチンとした答えを用意してあげる。そうすることで、読者は面白いと思うし、気づきを与える漫画になる。「東大にどうやったら入れるの?」「東大なんて無理でしょ!」質問したら笑われそうな事でも、同じように答えを用意すると喜ばれる』

現在、モーニングで連載中の投資漫画インベスターZも、最初から株の話を描かなかったそうです。お金の起源っていつ?お金は誰が作ったの?誰もが知らない答えを用意し、気づきを与えているとのこと。

「『ストーリーはどこまで考えているのか?』 とよく聞かれる。実際はほとんど考えてなく、3話目まで書いたあとに来る読者のニーズを分析してそれを漫画に落とし込む」

ブログでいうアクセス解析ですね。どんなキーワード検索でこのブログを訪れるかは、毎日チェックしています。人気のキーワードに寄せて記事を書く事もたまにします。永江一石さんの記事を読んでから、わたしも読者層解析を始めました。

まだデータが少ないのですが、1か月以上蓄積されたら公開したいと思います。男女比、年齢層、どういった企業や病院、大学からのアクセスが多いかなどが分かるんですよね。途中経過は意外過ぎて、驚いております・・・

「売れっ子の漫画家は、軌道修正力がある」

元敏腕編集者佐渡島さんの話です。確かに漫画BAKUMANを読んでいると、読者アンケート結果でどんどん軌道修正していくさまが描かれてますよね。

どうしても一貫性が美徳とされがちですが、柔軟にその時その時で修正していく事がブログにとっても大切ですよね。

「新連載の時、1週目は必ず読んでくれる。でも10週目までは読まないし、読ませないとその後の連載がつらい。3週目、4週目、5週目が目安。」

ブログは立ち上げ当初は誰の目にも留まらないので、漫画の世界とはちょっと違います。

ブログも漫画と同様、連続モノですがYahooやgoogleなどの検索エンジンでいらっしゃる方が多いです。その一期一会のチャンスをいかにリピーターに繋げるかがポイントになりますが、続き物を書いている方は参考になりますよね。

いかがでしたか?漫画家と編集者のお話が、どうにもブログ運営の話にしか聞こえなかったわたし。むちゃむちゃ面白い講演でした!

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか