そうか!50歳から歩き方は急激に変わるんだ

うちの区の図書館は10冊まで本の予約ができますが、それこそ何年か前に予約していた本が忘れた頃に順番が回ってくるなんてことは、しょっちゅうあります。

あとは自分でもなぜ予約したのか全く理由が分からない本が、突然やってくるなんてことも。今日ご紹介する本がまさにこれで、まさかブログの記事にするとは思ってもみませんでした。

『究極の歩き方』という本で、アシックススポーツ工学研究所が2019年に書いてます。わたしはもうすぐ50歳になりますが、この本に書いてあったのは50歳を境にして、人間の歩き方は急激に変化する話でした。

50歳から歩き方の何が変わるのか?

まず、50歳から歩行速度が男女ともに急激に落ちるそうです。そしてストライドも、50歳から短くなります。さらに腰の曲がりも増え、歩隔といって正面から見たときの両足のあいだの距離も、50歳から広がるそうです。足の形の左右差も大きくなります。

マラソンにストライド走法とピッチ走法がありますが、若い人はストライド走法的な歩き方をするのに対し、年をとると次第にピッチ走法的な歩き方へ変わっていく、その境目が50歳なんだそうです。

だから50歳から歩き方の意識を高めておけば、80歳になっても30歳のような歩き方ができるし、何もしなければ60歳で90歳に歩き方になる、歩き方をキープするための運動、靴の選び方などがこの本には書いてあります。

なぜ50歳なのかってところはよく分からないようですが、とにかくたくさんのデータから50歳が境目になっていることだけは自信があると書いてます。

今の靴がダメになったら、アシックスウォーキングの直営店で3次元足形計測をしたり、靴の提案・フィッティングを受けてみようかなと思ってます。

歩き方や靴の選び方を見直して、いつまでも歩ける老後を目指しませんか?

究極の歩き方 (講談社現代新書)

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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

4件のコメント

親に感謝を伝えること、つい忘れがちなことですね。今の親の状態ばかりに反応して、イライラし、わざとじゃないのか、生育環境にそんなに問題があったのかなど、負の感情にはまってしまう日々です。でも、ここまで無事に育っていることを思えば、生まれたばかりの私を親なりに大切に育ててくれたことは間違いのない事実です。子育ての恩返しが介護なのかもしれないと思って、感謝の気持ちを忘れないように、機会があるごとに伝えられたら、自分にとっても穏やかさを保てるのかもしれません。イラッとしたときは、まず深呼吸でもして、間を置こうと思います。

あきこさま

voicyの話ですね。感謝の気持ちを伝えると笑顔になって、こちらも笑顔になる笑顔ループが完成するかもしれません。イラっとする日はもちろんありますしこれからも付き合っていくつもりですが、笑える日が少しでも増えたほうが人生楽しいかもですね。

わたしも遠距離介護中です。「お母さんいつもありがとう。長生きしてネ。娘より」「お母さん大好きです」など紙に書き、あちこち貼付けておいたり、ハガキを送ったりしています

 

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか