白内障手術と大寒波と新刊発売で忙しかった1か月の遠距離介護終わりました!

昨年末より母の白内障手術のために帰省しておりましたが、経過も順調とのことで一旦帰京し、29日の埼玉の講演会を経て、すぐ眼科の通院があるので盛岡に戻ります。

白内障術後の目薬の山場終わる

白内障手術後の介護は、珍しく「虐待」の文字で表現するほど大変でしたが、なんとか乗り越えました。わたしが居る間は結局、両目で1日26滴の目薬を点眼する大変さがあり、しかも3種類を5分おきに打たないといけないので、待ち時間もあって面倒でした。

わたしが帰京したあと、ヘルパーさんやデイサービスに点眼を同じペースでお願いできないと病院に相談したところ、帰京後は1日3滴、デイサービスでは1日6滴に変更してもらいました。次回帰省したときに、おそらく目薬の種類が変更になり、もっとラクになります。

2月も通院が2回あるのでそのために帰省し、3月末くらいで白内障の通院は終了となります。とにかく山場は越えたので、ホッとしております。

大寒波で睡眠不足に

1月初めの盛岡は暖かい日々が続いておりましたが、後半から急に冷えだしました。母が転倒しないよう、土が見えるほど気合いの入った雪かきを必死にやりました。

大寒波の日、わたしはレンタカーで新刊のご挨拶のために岩手県内の書店さんを回り、400kmも激走しました。アイスバーンは当たり前、さらにホワイトアウトに何度もあって、追突事故ってこういうときに起こるんだと思いました。

読者の皆さんが暮らしている地域も相当寒かったと思うのですが、北国はそれが毎日続いていると考えて頂いて間違いないと思います。認知症の母ひとり暮らしで、あの寒さ。緊張感ありますよね? なので、見守りカメラやスマートリモコンが欠かせないのです。

わたしの部屋の室温が、大寒波の日はとうとう-2℃になりました。夜中2時くらいに目が覚めた理由は、顔や頭がつめた過ぎるからです。体はふとんの中なので暖かいのですが、顔が冷えて眠れません。布団に潜ったら、息苦しいし。

頭と体の温度差による、ひとりヒートショックになるんじゃないかと心配したくらいです。

室内なのに-2℃って

新刊のスタートダッシュ

おかげさまで、1月18日発売の新刊が好調な滑り出しです。

amazon全体で294位、わたしの過去最高を更新しました。3桁はめったに出ませんし、介護の本なのでめちゃめちゃ驚いております。カテゴリのベストセラーリボンまでついて(但しよくわからないカテゴリ)、何が起きているだろうという感じです。

予約、購入してくださった皆さま、本当にありがとうございます!!

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか