認知症のお薬問題。定番中の定番が 「薬の飲み過ぎ」 です。
介護者なら誰もが経験するあの会話、
「お薬まだ飲んでない!」 「さっき、飲んだばっかりでしょ!」
これを偽薬である 「プラセプラス」 を飲んでもらって、認知症ご本人のプライドを満たすというものです。医療現場では使われていたらしいのですが、個人も薬局ではなく、ネットで購入できるようになりました。
プラシーボ効果という言葉、聞いたことありませんか?ウィキペディアから引用します。
プラセボ効果(プラシーボ効果)とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込む事によって何らかの改善がみられる事を言う。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%BD%E8%96%AC
この効果をうまく利用したのが、この商品です。「薬を飲むと、なぜか安心する」ということです。
プラセプラスはこんな商品
プラセプラスは、ほんのり甘い白いタブレット錠で、薬の裏面の銀色のシートには 「栄養補助食品」 と書いてあります。わたしたち介護者は見分けがつくし、認知症の方はパッケージの雰囲気が薬なので、飲んだ感が満たされます。
主成分は還元麦芽糖で、これ低カロリーの甘味料です。だからお薬まずっ!ということもありません。今までは瓶タイプしかなかったのですがこの銀色シート(PTP包装)が新発売され、よりお薬感が演出されてます。
プラセプラスの他の使い方
錠剤のお薬を飲むのが苦手という小さいお子様、嚥下機能が弱くなっているお年寄りが、このプラセプラスを使って薬を飲む練習をするんだそうです。1粒直径が8mmで、これでも大きい!と考える人は、ピルカッターを併用します。
我が家のピルカッター、認知症のお薬の量調整で使ってました。
8mmが大きい人はこのピルカッターで半分にして、まずは4mmの錠剤で飲む練習をします。
認知症における「偽薬」の意味
「お薬飲んじゃだめ!」と言わなくていいって、介護者にとっては大きなストレスの解消になりますよね。甘い偽薬ならば、飲み過ぎても平気だし、何より認知症ご本人のプライドが満たされるというのは大きいです。
言っていることを否定しないことになるので、「お薬まだ飲んでない!」 と言われる回数も激減しますよね。いやぁ、知りませんでした、こんな便利なモノがあるなんて!
お値段は送料・税込でAmazon価格 999円。Amazonページに、より詳しい商品情報が載っています。薬局、ドラッグストアなど実店舗では取扱いがありません。
現在のところ、薬局やドラッグストアなどの実店舗では当社製品のお取り扱いがないため、ご購入いただくことはできません。 実店舗でのお取り扱いが開始されましたら、当ウェブサイトにてお知らせいたします。
引用元:https://corp.placebo.co.jp/faq/(プラセボ製薬公式サイト)
今日もしれっと、しれっと。
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