9/12(土)認知症介護の無料講演会参加者募集中

デイサービスはレスパイトになっているようないないような

先日、母にお泊りデイを利用してもらう理由は、わたしのレスパイト(休息)のためという記事を書きました。

お泊りではなく、普通のデイサービスもレスパイトと言えばレスパイトですが、先日わたしの妹がこんなことを言ってました。

お母さん、デイサービスに行ったと思ったら、あっという間に帰ってくるね

介護者に与えられた7~8時間とは?

そうなんです。なんだか知らないけど、お泊りデイに行ってもらうのと、夕方に返ってくるのとではまるで違うんです。

デイサービスに母を送り出す前に、起こしてご飯を作って、リハパン交換して、薬を飲ませて、着替えの準備をして、荷物の準備をする。送り出したあとは、自分の仕事をこなして、昼ご飯を食べて、掃除をして、洗濯をして、母の夕食の買い物をして。

気づけば、母が帰ってくる時間にいつもなっています。もちろん疲れてると感じた日は、昼寝をします。ランチは外食にして、くつろぐ時間にしています。それでもやっぱり、送り出したと思ったら、あっという間に帰ってくる感覚は消えません。

母と一緒に家にいるときよりかは、自由な時間は増えます。なのでデイサービスに行ってもらうのはありがたいのですが、それでも時間に余裕を感じません。

特に仕事が忙しいとき、たとえば今がそうですが講演会の準備をしていると、もう夕方です。仕事の原稿、ブログ、音声配信の発信もあるので、時間が足りません。

お泊りデイの日数が多くなると、わたしはもっとラクになるのですが、今度は母が不穏になるので、週1日までかなと。東京にいるときはもうちょっと時間があるので、見守りという別の負荷が加わりますが、東京で少しくつろぐのがいいかもしれません。

遠距離介護でよかったなって思います。

今日もしれっと、しれっと。

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2件のコメント

こんにちは、Voicyでもレスパイトについての配信を聴きました。妹さんならお分かりと思いますが、「行ったと思ったら、あっという間に帰ってくる」感覚は、我が子が、やっと入園した幼稚園・保育園から、あっという間に帰ってくるのと似てます(笑)。認知症に限らず、幼児も老人も、自分ではできない事や分からない事が多いため、家族が代わりに整える必要がありますから、その手間暇が家族の負担になります。掃除やベッド周りの整理など、留守の時にしかできない事もあります。私の実母はお泊りはおろか、2年前から日帰りデイサービスも拒否しているため、月に3回の通院時しか家から出ることはありません。しかし通院には私が付き添うので、「鬼の居ぬまの洗濯」をする暇が一切無くなってしまいました。思い切った掃除や、片付けができないので、母が食事中などに細々とやる程度です。今から思えば「あっという間に帰って」来ても良いから、やはりデイサービスへ行ってくれたらと思います。もちろん、母の運動・認知機能維持のためにも良いはずですが、不穏や慣れない場所での転倒リスクを考えると、難しいですよね。しれっとしれっと(笑)

かみゅさま

voicyも合わせてのコメント、ありがとうございます!

かみゅさんが心配になりました、大丈夫ですか?? お金はかかりますが、保険外サービスを使ってお母さまとヘルパーさんが雑談されているうちに、息抜きをする時間を少しでも作れたらなんて思いました。うちは入浴を6年か7年拒否していたのですが、ある日突然お風呂に入るようになりました。急にデイに行ってくれる日が来ることを祈ってます。デイは不慣れな場所になりますが、転倒覚悟で送り出しています。ひざをよくすりむきますが、デイのスタッフさんにはそれはOKと伝えています。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(83歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント(翔泳社)、老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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