出版が決まった著者がやらなければならないこと

書店回り

本日11/4より、Amazonでの発売が始まります。ご予約頂いた方、お待たせいたしました!

出版してみて分かったこと、それは著者は意外とやることが多いということです。勝間和代さんは、このように言ってます。

私は本については、書く努力の5倍、売る努力をするということを決めています。

5倍くらいの気持ちで!と解釈してますが、書いたら終わりではないということです。誰が努力するかというと出版社ではなく、著者です。毎日何百という種類の本が出版されるので、何もしないと3か月で返品されて書店から消えてしまうのです。

それではあまりにさみしいので、できる限りのことを必死にやっています。例えば、著者による書店回り。

FacebookとTwitterのカバーページは、紀伊國屋書店新宿本店さまの2階の棚です↓
書店回り

運よく 「平積み」 されていたのでラッキーでしたが、1冊だけ縦に棚にある「棚差し」がよくあります。一生、誰の目にも届かないレベル、そのまま返品され、終了です。

上写真にあるカード(POP広告)ですが、出版社、書店、そして著者が用意します。有名な著者、売れてる本ならば著者は頑張る必要なしです。しかし、わたしのようなマイナーな著者は、もちろん自作!

出版社の立場に立てばそりゃそうです、実績もないのに宣伝にお金はかけられません、すべて持ち出し。

写真用用紙、カラーインク、書店用名刺、チラシ、クリアファイル、ラミネーターなど準備しまして、電車賃もかけます。かなりお金かかりました・・・これでも、3か月店頭で頑張れるかどうかです、厳しい世界です。

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書店回りは、アポなしが基本です。アポなしで書店に行って、忙しくないときを見計らってお声かけをする・・・この繰り返しです。

何のための書店回り?

このPOPを設置したら、売上が3倍!そんなことないです。いい場所をもらえる・・それもほぼないです。その場でPOPを設置してくださった紀伊國屋書店新宿本店さんのようなケースはレアで、ほとんどは 「担当に渡しておきます」 となります。

八重洲ブックセンターさま1階奥。ちょっと隠れてますが、かなりいいところ。5階、7階にもあります。
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再訪したらPOPついてない・・・よくあります。心折れかけますが、頑張れるんです。なぜか?

「産み出した本に対してやれることはやったという達成感の詰め」
「本気で伝えていきたいんだという覚悟の確認」
「業」(ごう)
たぶんスポ根マインドが好きなんです。あと、出したい本をお金出して印刷してもらった版元に対して、せめて何か、少しでもできることを、直接的なエネルギーをかけた形でお礼しておきたいとも思う。
引用元:http://www.blueorange.co.jp/blog/archives/1574

まさにこれ!です。

会社員として、自社商品を販促した経験はあります。しかし、自分の名前の商品を販促したことは、一度もありません。どちらが気合入るか・・・もちろん自分のほうです!

つらいのか・・・いえいえ、ただ楽しいです!脚がパンパンになりますが、書店回りダイエットにもなり、一石二鳥です。

回った書店さま

POPを受け取って頂いた書店のみ掲載します。★は在庫がいっぱいあった書店さんです。在庫ない書店さんも結構あり、新人作家の無力さを感じます。でも、コツコツやれるだけのことはやります!(すべて撮影許可頂いてます)

<1日目>
★八重洲ブックセンター(東京)、書泉グランデ、★東京堂書店(神保町)、★あおい書店(四谷3丁目)、★紀伊國屋新宿本店、★紀伊國屋新宿南店、★ブックファースト(新宿)、有隣堂ヨドバシAkiba(秋葉原)、★ブックエキスプレス(上野)

あおい書店四谷3丁目さま
あおい書店四谷三丁目

<2日目>
★丸善丸の内店、日本橋店(東京)、★文教堂書店(浜松町)、★ブックファースト北千住ルミネ店、★紀伊國屋北千住マルイ店(北千住)、★旭屋書店、★三省堂書店、★ジュンク堂(池袋)、山下書店(大塚)、リブロ(浅草)

丸善丸の内本店さま(2階)
丸善丸の内本店

ジュンク堂池袋店さま(6階)ど真ん中において頂きました。
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山下書店大塚店さま
山下書店大塚店

リブロ浅草店さま
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<3日目:訳あって、20年ぶりの新潟・富山へ>
文苑堂小杉店、紀伊國屋書店(富山)、★萬松堂、★紀伊國屋書店、文信堂書店CoColo万代、くまざわ書店新潟デッキイ、★ジュンク堂(新潟)

萬松堂 古町本店さま レジ前・入口付近の超一等地にあります!
萬松堂

こんな記事も書いて頂きました!まだまだ生徒なので、ご指導ください。

 

紀伊國屋新潟店さま
紀伊國屋書店

くまざわ書店新潟デッキイ店さま
くまざわ書店新潟デッキイ店

紀伊國屋書店富山店さま
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文苑堂書店小杉店の新沼店長さま、ありがとうございます!
文苑堂書店

山下書店新宿西口店さま(大山のぶ代さんの本と一緒の展開です)
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ブックファースト渋谷文化村通り店さま
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MARUZEN&ジュンク堂渋谷店さま
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紀伊國屋書店仙台店さま
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丸善仙台アエル店さま
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蔦谷書店仙台泉店さま
蔦谷仙台泉

あおい書店六本木店さま
あおい六本木

全国一の在庫量、さわや書店フェザン店さま
さわやフェザン

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか