実は新作の介護の本を書き始めていました!

2025年1月に7作目の本を出したばかりですが、もう8作目の介護の本を書き始めております。

目次の案は年末年始くらいに考えていて、ここ数カ月は本格的な執筆モードが続いています。今回本を書くことになったきっかけも不思議で、理由はおそらく公表しないと思うのですが、これも縁なのでしょうね。

そのため、2025年前半は仕事をかなりセーブしておりました。そしたら企画が確定したので、昨年に続き今年も朝から晩まで頭を使って本を書いています。歩いていても常に本のことを考えていて、思いついたらメモを取る毎日です。

今までは本を書き終わったら1年くらいお休みして、その期間中に次のオファーがあって書き始めるパターンがほとんどでした。最初の2作品ぐらいです、2年休みなく続けて書いたのは。

たまたま連続してオファーがなかったということもありますが、本の執筆は相当な時間と労力がかかる割に、書いている最中は無収入です。だから本が発売されるまでの生活費は他で稼がないといけないので、何冊も並行して書ければいいんですけど、他のこともやりたいタイプなのでできません。

本当は生活費とか気にしなくていいくらい、本が売れて印税が入ってくればいいのですが、現実はそんなに甘くありません。生活費の確保と本の執筆を両立させないといけないのです。

もし本を出せるなら、できるだけ早く出しておきたい

2015年から10年ほど本を書いてきて、書店さんを回っていて思うのは、本当に書店の数が減ったなと。著者はどんどん厳しくなっていくはずなので、そういう意味で出版のチャンスがあったら、早めに出しておきたい思いはあります。

今回もどんな介護のテーマの本を書いているのか、どの出版社なのか、いつ発売になるのかなど、現時点では明かせません。書き方も求められるものも、時代によってどんどん変化しています。それに順応して書いていますが、5年前と比較しても書き方は全く違っています。

そして本を出すたびにブログに書いているのですが、介護というニッチなジャンルで8作も本が出せるとは思ってもいませんでしたし、今回もまた最後の作品のつもりで書いております。

閉店セールと言いながら、なかなか閉店しないお店みたいですが、本気で毎回最後だと思っているんですよ。それくらい、縁と運だけで10年書いてきたんです。読者の皆さんに、喜んで頂けるような本に仕上げたいと思っています。

本の執筆期間は、極端に読書の量が減ります。厳密に言うと好きな本ではなく、参考文献を読む時間に奪われてしまうので、読書の質が変わります。でも身近な人が本を出したので、それだけは買いました。いつ読めるかな。

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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