認知症の母(69歳)が、コウノメソッドと出会ってどのような認知症の経過をたどるのかをブログに書きつづっているのですが、早くも10週目です・・・あっという間です!
認知症の母の状態と、現在行っている認知症治療
・コウノメソッド実践医にアルツハイマー型認知症と診断されたのが、2013年4月上旬?
・おそらく1年前くらいに発症、祖母が子宮頸がんで入院して家で1人になってから一気に悪化
・脳の委縮はほとんどなく、軽度の認知症と診断
・現在服用しているのは、フェルガード100Mのみ。1日2包服用を服薬管理タペストリーを使って、本人が管理
・10週目は母と一緒に過ごしました
認認介護?
子宮頸がんで入院中の祖母(89歳)の病院へ通うというのが、わたしが実家に帰ってやっていることです。遠距離介護なので朝5時に家を出て、午前10時に実家についた後、車に乗って病院へ向かうというスケジュールです。
病院へ今は週3回ぐらい行くようにしているんですが、メインの理由は
『祖母がわたしの事、そして母の事を忘れてしまうから』
です。ちなみに8年間会っていなかった、祖母の娘(わたしの叔母)は、完全に記憶から除外されています。週3回祖母のところへ行くと、祖母は
『びっくりした~、まさか××が来るなんて、夢にも思わなかった』
って、”毎回” 言います。週3回行っているのに・・・・内心、
『おとといも来たんだけどな~』
って思うんですが、口からは
『そう? そりゃよかったね~、夢じゃないよ~』
って模範解答で対応します。もうひとつ週3回行くのは意味があって、やっと話の本題に戻るのですが、母を外出させて、外の刺激を受けてもらう その理由づけとして、病院に連れて行きます。フェルガードを飲んでもらうってのは手段のひとつであって、外出させて外の刺激を受ける方が実は一番の薬だったりします。
外出も実は大変で、シャルコー・マリー・トゥース病なので、歩行が困難です。なのでわたしとカップルのように腕を組んで、病院にも行くし、近所のスーパーにも買い物に行きます。祖母はその姿を見て、本気でカップルだと言ったこともあります(笑)
認知症の母と、認知症の祖母。放っておくと、1時間くらい同じ話を何度も2人で繰り返しています。でも母の方が軽度なので、何度か同じ話をすると別の話題に変えるんですが、20分くらい経つとまた同じ話題になっています。
認知症同士で介護をすることを、認認介護って言いますけど、少なくとも私がこのように遠距離介護するようになる前の1年間くらいは、実はこの状態だったんだなぁ~って、今頃気づきました。よく生活が成り立っていたなぁ~って思います。ひょっとしたら母が認知症になってしまったのも、祖母の介護が原因なのかもなぁと思ったりもします。
この週は2回病院に連れて行って、祖母と話をしてもらいました。母は祖母がどこの病院にいるのか、たまに分からなくなります。母の妹の影響で、祖母の余命は3か月と勝手に妄想したりして・・・フェルガードを服用して、10週目に突入しましたが、今週はあまり状態はよくありませんでした。
今回のひとつ前の下記記事は、実は認知症の経過報告(10週目)に、わたしがどうしても愚痴りたくなってしまって、スピンアウトした記事です。それだけよくない週が10週目でした。
認知症介護で愚痴る・泣き言を言いたくなる・・・わたしの心の中を実況中継!
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結論
認知症の状態は好不調があります。冴えた事を言いまくる週もあれば、10週目のようにだめな週もあります。それもぜーんぶ、受け入れないと!
フェルガードについての詳細記事は、フェルガードという米ぬかサプリメントとコウノメソッドのはなし に書いてあります。
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