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【認知症と携帯電話】ガラケーとスマートフォンどちらを持たせたらいいか?

うちは祖母(89歳)と母(70歳)の2人が認知症ですが、祖母については病院にずっといるので徘徊もしないし、携帯電話を持たせる必要もありません。母はというと、自分で買い物に行くこともあるし、どこかに外出して家に戻れなくなる可能性もあるので、携帯電話が必須です。

普通に考えるとGPSがついている携帯電話をもたせれば、OK! となるんですが、認知症の母と一緒に生活してみると、そんな簡単な話じゃないんだなぁ~ということが分かってきました。例えばですが、

そもそも携帯充電をする習慣があるかどうか

スマートフォンだと充電をまめにしないと、電池切れになってしまいます。うちで使っているdocomoのらくらくホンは、1回フル充電にすると2週間以上電池切れがありません。今のところは自分が実家に帰った時にわたしがフル充電して、東京に戻るという生活を繰り返しています。

携帯の契約内容はメールや留守電機能など、使わないものはすべて契約してません。ファミ割契約しているので、家族間の電話はゼロ。徹底して節約しています。

認知症の母が持っている携帯電話(docomoの昔のらくらくホン)↓
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携帯を持たせたことで、どうでもいい時に何回も電話してくるという弊害はありましたが、遠距離介護だと携帯を持たせているという安心感があります。スマホも考えてみたんですが、認知症前から使い慣れているこの携帯電話を使っています。ひとり暮らしで認知症という人なら、この充電の習慣を身につけさせないと最新のスマホも何の意味もありません。

充電することはかなり大切ですが、それよりももっと大切なことがあります。それは?

最も大切なこと

『認知症患者自身が、携帯電話を持ち歩くという習慣が身についているかどうか』

携帯電話を準備したところで、充電がきっちりできたところで、結局はこの習慣があるかどうかです。わたしもいろいろと認知症便利グッズ的なものを購入しては、成功した!失敗・・・・と繰り返していますが、実は認知症グッズを買う前に、”習慣づける” ということが最も大切です。新しいものを買ってあげても、ある程度認知症が進行してしまっていては、逆に混乱して習慣が身につかないんです・・・

うちの場合は認知症の疑いがあった時点で、ガラケーを買ってもたせました。外出する時は必ず、

『携帯もったー?忘れちゃだめだよー』

って毎回言うようにしています。忘れる事も多いですが、持っていく事もあります。ここまで進行すると思っていなかったので、GPS機能なしのガラケーにしてしまったのは失敗でした。ただ、今からスマホタイプに変更するつもりはありません。ちなみにうちの母は、

『この携帯重くて、もっていくのが大変だぁ~』

って言います。マジか?こんな軽いものを重いというなんて・・・結局面倒だから、言い訳として重いということが最近分かってきました。

『命に関わる事だから、必ず持って!!』

最近はこういって、携帯をもって外出させます。うちは軽度の認知症なのでまだ大丈夫ですが、これからもっと進行してしまったら、どうするか・・・と考えた時に、携帯以外のいいものを教えてもらいました!

フィリップス緊急通報サービス

これは 遠距離介護コミュニティーNPO法人パオッコさんのパオッコサロンに行った際に教えてもらったのですが、携帯電話ではなくペンダントタイプで安否確認ができるものがあると(フィリップス緊急通報サービス)

うちはこういう監視もしていますが、家中全部チェックできるわけではありません。またシャルコー・マリー・トゥース病も患っているので、歩くのが困難な状態で転倒の可能性がものすごく高いです。

このペンダントのメリットは、

・充電の必要がない
・お風呂でも使用可能
・転倒して気を失ったとしても、ペンダントが検知してくれて、自動通報してくれる

月3,980円かかるのと、フィリップスの方が駆けつけるような場合は、1回1万円とられます。加入登録料も2,000円かかります。もうちょっと安くならないかなぁ~と思いますが、それでも安心料と考えればいいかと。家の中の安否確認としては合格ですが、外出が厳しいようです・・・そこは携帯が必要なんですよね・・・

とても便利なペンダント、もちろんこのペンダントを首から掛けるという習慣が身につかないと、何の意味もないんですよね・・・・今のうちから使った方がいいのかどうか・・・悩むところです。

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3件のコメント

いつも役立つ情報有り難く、クスリ(笑)と拝見しています。
さて、auのmamorinoやmi-lookと言ったGPS携帯はご存知でしょうか?
(設定次第ではau以外とも連携可)
ウチは父が若干徘徊気味なので、
mamorino3を持たせる事にしました。
今まで使っていた携帯が(高齢者用ですが)
使えなくなってきつつあり、
切り替えるなら今のうちだと、
記事にも同感しています。
どこまで使いこなせるのか、ドキドキ半分、
期待半分です。

amyさま

クスリとして頂けてうれしいです!

mamorinoとmi-look、どちらも知りませんでした。こういうのあるんですね~
うまく使いこなせるといいですね!

NHKスペシャルで認知症の行方不明が話題になりましたが、その際にツイッターでGPS靴の存在について
つぶやきました。後日、NHKを見ていると、GPS靴についてやっていたのですが、バッテリーの問題がま
だクリアになっていないそうです。

携帯を持つ習慣がどうしてもない母はとても頑固なので、記事を書いてしばらく経ちますが厳しいかなぁ
と思っています。

>管理人さま
GPS靴!いいですね!
どんどん進化してシールタイプになって、
履物やら鞄に付けられたらBESTですね。
たぶんそういう技術でできる日も近いと思っています。

父に渡したmamorino3は、小さ過ぎる!と文句タラタラ、
しかしこれも言い訳なんですよね~^^;
やっぱり機器が変わって、ビビってるようです(笑)。
まぁ、もう自らの発着信は期待せず、
居場所さえ判れば良いので、持って歩くだけで良しとしています。
通信機能のない「あんしんGPS」というのも出ていますね。
月額も数百円で運用できるようなので、
いよいよ進行したらこれにするかなぁ、と考えています。
私はdocomoとEMユーザーですが、
この分野ではauがリードしてると感じます。

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ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(77歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか