10分で聴ける介護ラジオ放送中!

認知症の母を寝室で寝かせないまさかの理由を解決した!

母はコロナ禍の1年で、リモコン系の操作が苦手になりました。認知症が進行したなぁと感じる瞬間のひとつでもあります。

エアコンの暖房ボタンをテレビに向けてポチポチやりますし、エアコンに向けて1チャンネルを押します(それでもテレビのチャンネルは替わる)

特にテレビの電源の消し方が分からなくなる日があり、居間にあるコンセントを抜きまくり、電話もネットも遮断され、東京から見守りが一切できなくなったこともありました。

母が寝室のふとんで寝ない4つの理由

母が寝室のふとんで寝ない理由が、4つほどあります。

  1. 電気毛布の電源を入れ忘れ、ふとんが寒いからコタツで寝る
  2. 電気毛布付属のコードの場所が分からず、ふとんが寒いからコタツで寝る
  3. 失禁でまくら、ふとん、シーツが汚れ、処理を忘れて寝る前に気づき、コタツで寝る
  4. 居間にあるテレビの待機ランプが消えないから気になって、コタツで寝る

母はよく、こんなことを言います。

ここのオレンジのランプが光ってて、気になる~

オレンジのランプとは、テレビの待機ランプのことです。

認知症が進行してから、テレビの電源が消える=待機ランプも消える と思うようになってしまいました。待機ランプがついていると、テレビが消えていないと思うようです。ランプが気になるから、寝室で寝ないで、居間のコタツにいるというのです。

確かにわたしが2階の自分の部屋で執筆中も、1階の母がわたしを呼び「ここのランプ、消えないんだけど」と言われたことが何度かありました。また妹のLINEにも、待機ランプの話が書いてありました。

何度も呼ばれたくないし、母には寝室のふとんで寝て欲しいので、対処法を考えこうすることにしました。

待機中ランプを消した

実家にあった余っていた白シールを、黒マジックで塗りつぶして、

白いシールをマッキーで塗りつぶし

待機ランプの上から貼りました。

待機ランプの上から黒シールを貼った

上の写真をよーく見ると、シールが貼ってあるのですが、分かりますか?

待機ランプの意味を分かっているわたしは、あのランプがないと違和感ありありなのですが、母はシールでランプを隠したおかげで、何も言わなくなりました。

認知症介護中のご家族の中で、うちと同じようなケースはさすがにないだろうと思いますが、認知症の方の「そんなとこ、気になるの?」エピソードは、皆さん死ぬほどお持ちだと思います。

音声配信voicyの最新回は、介護職の担当が変わったときにいつも考えていることを話しました↓

今日もしれっと、しれっと。


【10分で聴ける音声配信】 → 『ちょっと気になる?介護のラジオ』

【重版3刷しました!】
近距離、遠距離に関わらず、親と離れて暮らして介護している方やこれから介護が始まる方に向けた新ジャンルの本です。図表とカラーで分かりやすく仕上げ、多くのメディアに取り上げられました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(78歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて9年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか