認知症介護にも便利なデジタル電波時計がシリーズ累計100万台突破!

デジタル電波時計(デジタル日めくりカレンダー)で大ヒットを飛ばしているアデッソさんのインスタを見ていたら、シリーズ累計100万台を突破したと投稿がありました。

その投稿には「高齢者の方や認知症介護のご家族からご好評いただいている」との記載が。わが家でも3台愛用中でその便利さを繰り返し発信してきましたが、100万台を超える大ヒットにめちゃめちゃ喜んでおります!

次のようなケースでお困りの方と、投稿にはありました。わが家では1番目と2番目が該当してました。

1.今日が何日かわからなくなり、日付を確認するためだけに新聞を見る
2.デイケアの日を間違えて、家の前で待つ
3.紙の日めくりをめくり忘れる
4.離れて暮らす子供たちにわざわざ電話して聞く

引用元:https://www.e-adesso.co.jp/pickup/himekuri/

認知症介護に使い始めたのは2013年4月から

ブログで最初にデジタル電波時計を紹介したのが、10年前の2013年4月。認知症の母が何度も今日は何日、何曜日の質問を繰り返し、お薬に書いてある日付が分からないことから、確か近くのホームセンターで見つけて、居間に取り付けました。その当時の記事がこちらです。

それから自分のブログや本で認知症介護に便利だよ、使えるよといい続け、週刊誌の取材でも何度も取り上げてもらいました。

途中からアデッソの商品開発が介護を意識したものになっていると気づき、最近はアデッソさん一択で新商品に注目しております。わが家では3台目のデジタル電波時計から、アデッソに替えました。

わたしの発信は累計台数に関係ないと思いますが、それでもわたしの本やブログを読んだ認知症介護家族の中にこの時計を愛用している方がたくさんいます。最新刊『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』で、改めて電波時計の種類や使い方についてまとめました。

新商品の機能に驚いた!

アデッソさんの新商品を見つけたとき、わたしは目を疑いました。嘘でしょ、うちが必要としていた機能なんだけどと。

わが家で現役で稼働している『メガ曜日日めくり電波時計』。使い始めて2年、母の認知症はさらに進行。時計の数字と日付の違いが分からないらしく、例えば午前11時50分の表示に母は、11月50日ってなに? といい、日付と曜日の違いまで分からなくなってしまったのです。

そこでわたしは混乱しないよう、時計の部分に白いビニールテープを貼り、母には日付と曜日しか見せない工夫をしたのです。そしたら新しいデジタル電波時計は、時計表示をオフにできる機能がついてました。テープ要らないじゃん!って、声が出たほどです。

わが家で愛用中のメガ曜日日めくり電波時計(白テープつき)

他社でもデジタル電波時計は発売されていますが、高齢者や認知症介護をしている家族目線で開発されている点でアデッソさんが一歩先を行っているとわたしは思います。時計の開発ストーリー記事のリンクを貼りましたので、特に認知症介護中の方はこちらも読んでみてください。

またAmazonレビューを読んでみると面白いですよ、全国の利用者の生の声がたくさん載っています。認知症介護だけでなく、元気な高齢者にも喜ばれています。地味だけど本当に便利なこの商品。この時計にわたしはどれだけ救われたことか!

そしてわたしの最新刊でも、この時計の種類と使い方について図解で詳しく解説しているので、こちらも読んでみてください。

親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること

親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること

工藤 広伸
1,760円(03/29 11:13時点)
Amazonの情報を掲載しています

音声配信voicyの最新回は、NHKの番組『ルポ死亡退院』の感想です↓

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

こんにちは、いつも知識のアップデートさせて頂いてます。
ウチも当時このメーカーの掛け時計を居間と玄関に設置していました。
が、すぐに『景色』になってしまいました。
他にもボタンを押すと日時をしゃべる電波置時計を台所、寝室、洗面所の3箇所に置いていました。
そちらの方をよく利用してる感じでした・・・と言うか、何かの拍子にボタンにあたり時計が勝手にお知らせしてたのかも知れませんが。(笑)

alohaさま

あらら、景色になってしまいましたか!
うちもスマートスピーカーを使って、音声で時間を知らせる仕掛けも併用しています。昼夜逆転の対策のためです。
Amazonレビューを読んでいると、自分が開発したわけではないのにうれしい気持ちになります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか