わたしの書いた5作目『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』(以下、青本)、そして2023年発売の6作目『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(以下、ピンク本)は、いずれも翔泳社から出した本です。
お盆にぜひ読んで欲しい2冊の本とはどちらも自分の本ですが、最近Amazonの在庫数が「残り〇点」の表示にすぐなります。Kindleのほうはなんと、半額セール中なのです。
親が倒れた以外のタイミングで、親の介護を意識する時期は年に数回程度しかなくて、そのタイミングがまさに今です。お盆になると思い出したかのように、介護の本を入手しようとする方が多くいるようです。
2冊の本を読む順番
どちらの本も介護の超実用書で、エッセイ的な要素はコラム以外には書いていません。読んで落ち着くというよりかは、どうやって介護をラクにするかを具体的に考えて、結果としてメンタルも安定する流れです。
カラーで表がたくさんあるので、見やすい・読みやすいとよく言われます。著者としては文字だけのほうが早く書けるのですが、パッと見て分かる表にすることで、忙しい読者の皆さんの時間短縮になるので、それはそれはExcelを使って何度も作成し直しました。
読む順番は、ピンク本→青本がいいと思います。特に介護を何となく意識していて不安がある方は、ピンク本を持って親の家に行ってみてください。そして台所、寝室、玄関などを本を見ながら、チェックしましょう。
ピンク本を実践して、親が自立できる期間を少しでも長くして、できるだけ介護する期間を短くする狙いもあります。親を自立させるために、様々な道具をご紹介しています。介護保険でレンタルする福祉用具や、Amazonでもすぐ買える道具などです。
ロングセラーとなっている青本
親と離れて暮らしている方で、特に認知症が心配になってきた、もの忘れが増え始めた方には青本をオススメします。
そもそも離れて暮らす親が認知症、あるいは認知症の疑いがあると分かった時点で、介護施設や親の呼び寄せしか思い浮かばない人もいるので、タイトルからして不思議に思われる方もいるようです。
発売から3年経ちましたが、2023年になっても重版しました。おかげさまでわたしの書いた本の中では初の、ロングセラーとなっています。
認知症のサイン、お金について、離れて暮らす親の見守り方、看取りなどなど、介護を一気通貫で分かりやすく理解できる内容になっています。
介護は特に「鉄は熱いうちに打て」を意識して欲しいです。1回スルーすると、次はお正月。そこもスルーすると、来年のお盆になっていて、もっと早く介護への意識を高めておけばよかったと後悔しがちなので、2冊の本を購入して読んでみてください!
先月からマネックス証券さんで、連載が始まりました。第2回のテーマは、介護と投資の両立。どこかで書く機会を伺ってたテーマをやっと書けました。介護離職は絶対ダメ!だけではなく、マネーリテラシーも高めて自分の身を守ろうと提案しています。
音声配信voicyの最新回は、認知症介護の小ネタを集めて話しました↓
今日もしれっと、しれっと。
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