認知症の母の4回目のワクチン接種が想定外だった話

帰省してすぐ郵便物をチェックしていたら、新型コロナウイルスの4回目のワクチン接種券が届いていました。母の追加接種可能日は7月8日以降でしたが、わたしが実家に到着したのが12日だったので、急いで4回目の予約をしたのですが……。

4回目のワクチン接種の予約は低調?

ワクチン接種はすべて同じ病院で接種していたので迷うことなく予約の電話をしてみると、接種希望者が少なく、ワクチン接種をするかどうか決まってないとの返答でした。

7月12日時点の話とはいえ、都内では感染者が拡大していました。数日前から岩手県も感染者数の最多更新を繰り返していますが、予約のタイミングが早すぎたのか?

ちょっと不安になって、家に来た介護職の方々に盛岡市の高齢者のワクチン接種状況に加え、4回目打つべき?という意見も聞いてみました。ここに書けない話もありましたが、やはり思ったほど打っている方は少ないようでした。

母の副反応はあまりないのですが、最悪の事態も多少は頭をよぎります。念のため妹と相談して、重症化予防効果はありそうなので、結局は4回目の接種をすることにしました。

そうこうしている間に感染者が急拡大して、皆さんワクチン予約を入れ始めたようで病院の予約も無事取れたので、母を連れて行きます。

やはり認知症なので、目を離すとすぐマスクを外します。高齢者、そして認知症なので、リスクを考えると、やっぱり受けておくべきなんだろうと思います。

これまで母はリスキーな行動を取っていると思いつつ、医療・介護職の皆さん、デイの他の利用者さんとそのご家族が徹底してコロナ感染対策をされているからこそ、今までコロナに感染しなかったのだと思います。わたしもその一員なので、ずっと厳しい対策をしてきました。

わたしの周辺の話なので、実際は4回目の接種はもっと進んでいるのかもしれません。4回目のワクチン接種を無事乗り越えて欲しいです。

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今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか