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いずれ行う介護リフォーム(住宅改修)はここからやる!

近い将来、母のための介護リフォーム(住宅改修)をやるタイミングがやってくるなぁと思っていて、改修箇所に目星をつけておりました。今日はその手続き、優先順位のお話です。

介護リフォーム(住宅改修)の手続き

介護保険の介護リフォームは、1人1回上限20万円までです。収入に応じて1割~3割を負担し、上限額を超えた分は自己負担、手続きはこんな流れになります。

  1. まずは要介護認定を受けていることが前提
  2. ケアマネに相談
  3. 工事の見積もり
  4. 施工業者を決定し、申請書提出
  5. 工事着工~工事完了
  6. 工事代金支払い
  7. 完了届出書提出
  8. 審査・支給決定

介護区分が3段階以上上がったら、再び20万円の改修ができます。

要介護2の母の場合、初めて住宅改修した日を基準にして、要介護5になったらまた20万円の工事ができます。さらに市区町村ごとに別途補助金が出る場合もありますので、細かい条件はケアマネに相談してください。

バリアフルな生活と自立

わが家の介護方針として、母にはできるだけ自立した生活を送って欲しいというのがあります。

なので、本当に不自由を強いられるまでは、生活のすべてがリハビリと考え、積極的なバリアフリーではなく、逆のバリアフルな生活を受け入れてきました。

過去に住宅改修は行っておらず、床置きの手すりを2つ(月800円程度)を介護保険の福祉用具レンタルで使っています。

特にコロナ禍で、母が歩かなくなりました。足が不自由で変形している母は、足裏にタコができやすいのですが、歩かなくなってしまったので最近はタコができません。

これはまずいと思いつつ、コロナ禍でなかなか帰れないので、週1回のリハビリと本人の生活に任せるしかないのが現状です。例えばふとんを敷いたか、敷いてないか、1時間に5回近く寝室を見にいく母ですが、これも歩数を稼ぐためのリハビリと思ってます。

認知症で不自由な生活の中にも、リハビリがある。何でもお世話するのではなく、リスクがありながらも自立してもらう。それでも、近い将来住宅改修は必要になるので、準備はしています。

住宅改修の優先順位

今のところ、この順番で住宅改修をしようと考えています。

  1. 屋外から玄関へのアプローチ(スロープ)
  2. トイレのバリアフリー化
  3. 手すりの設置

わが家は、玄関に30cmくらいの段差があります。以前、亡くなった祖母を病院から自宅に車椅子で連れ帰ったとき、介護タクシーの方の力技で段差を乗り越えたのですが、これが毎日になったらまずいなと思ったものです。

ただスロープについては、工事ではなく福祉用具貸与(レンタル)もあります。なぜレンタルを視野に入れているかというと、やはりトイレのバリアフリー化にお金がかかりそうだからです。

トイレ出入口の段差解消、滑りづらい床にする、手すりの設置、引き戸への変更(実家のトイレは開き戸)、車椅子に乗ったままのトイレの検討など、20万以上かかりそうです。

トイレ以外の場所の手すりは、母の生活導線に合わせてつけてもいいかなと思っていたのですが、壁伝いでなんとか室内を歩けているので、まずはトイレの改修を優先するつもりです。狭すぎる分、壁自体が手すりみたいになってますが、介助できるスペースはありません。

福祉用具専門相談員さんは何度も家に来てもらって、手すりやポータブルトイレの相談をしているので、住宅改修についても近いうちに話そうかなと思っています。

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US

工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(78歳・要介護2)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて10年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか