9年間の失禁対策を振り返った記事を、2021年に書きました。
この中で最初に使い始めた尿パッドですが、最近ではほとんど使用しなくなってしまいました。尿パッド導入時の苦労
母の認知症が軽度だった頃に尿パッドを使い始めましたが、母のプライドを尊重しながら、使ってもらう工夫をしました。くしゃみや咳をして尿漏れする人がたくさんいるとか、新しい尿パッドなのに封を切って、亡くなった祖母が使っていた尿パッドのあまりと言うとか。
導入はすんなりいったものの、そのあとはまくらの上に尿パッドをしれっと毎日置いて、尿パッドが習慣になる努力を続けました。せっかく習慣になった尿パッドでしたが、最近になってお役御免となったのです。
理由は2つあると思っていて、1つは寝室にポータブルトイレを設置したことです。夜間はこのトイレを使うようになったので、寝る前の尿パッドは必要なくなりました。
もう1つは尿パッドの習慣自体を忘れてしまった、使い方が分からなくなってしまったからです、たぶん。その代わり復活したのが、トイレットペーパーです。
尿パッドを使う前はトイレットペーパーを使っていたのですが、吸水どころか溶けるので下着に付くし、ズボンや上着のポケットに畳んだトイレットペーパーを入れまくるので、チェックを忘れて何度も洗濯しました。
この前は完璧にチェックしたと思ったら、ズボンの股のところにトイレットペーパーが残っていて、洗濯のやり直しをしました。6年前くらいの介護にまた、戻ってしまった感じです。
これからは今も使っている失禁パンツを中心にやっていきますが、もうちょっとしたらリハパンやオムツが視野に入ってくると思っています。
お世話になったドラッグストアがなくなった
同じメーカーでないと尿パッドが使えなくなると思い、いつも同じものを購入してました。
以前は実家近くのドラッグストアでも売ってました。しかし最近は棚から消えてしまったので、東京のドラッグストアで買って送ったり、自らリュックに背負ってハンドキャリーをしたりしてました。
なんでこの記事を書こうと思ったかというと、何年もお世話になった都内のドラッグストアが閉店になって、もうここで尿パッドを買う必要はないと思ったのと、尿パッドのハンドキャリーをしばらくしてないことを思い出し、こんな記事になりました。
音声配信voicyの最新回は、介護における余白の大切さを語ってます↓
今日もしれっと、しれっと。
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