何年かぶりの酷い腰痛。まともに物を持つことすらできないので仕事休んだ。母はなんとか着替えさせてトイレ介助したけど、そうこうしてるうちにどんどん悪化。ショート頼んだ。医者行くわ…
— だだ(たかはたゆきこ) (@dadaJapanese) 2019年3月24日
人気介護ブログ「猫とビターチョコレート」のだださんが、在宅介護者でありながらギックリ腰になったというツイートや記事を読んで、これは大変!と思いつつ、わたし自身も風邪の気配を感じておりました。
先週盛岡に着いて3日目くらいから、何かおかしい感じがしていたので、とりあえず市販の咳止めを飲みながら、普通の生活を送っておりました。母と妻のことが頭をよぎるので、絶対風邪をこじらせまい!と、いつも市販薬は相当早めに飲むタイプです。
しかし、咳止めは症状を先送りしているだけで、帰京する前日から悪化。75歳の母親には、絶対に風邪を移すわけにはいかないので、意味はないと思いながらも、咳をするときだけ部屋を移動するなどの対処法で凌ぎました。
わたしが風邪をひくと認知症の母はどうなる?
75歳という母の年齢からも、風邪をこじらせると大変です。
その面倒は自分が見ることになるので、ブーメランのように自分に返ってきます。他にも自分が風邪をひくと、母の対応が大変というのもあります。

わたしの心配を「何度も」します。
母親の気持ちはありがたい、でも弱った状態の激しいリピートは、わたしの体調をさらに悪化させることが過去の介護経験から分かっているので、どんなときも健康に振る舞う必要があります。これはこれで大変ですが・・・
新幹線で東京に戻って来た途端に、咳と熱が同時にやってきました。ブログで調べると、おそらく3年半ぶりの熱みたいです。
前なら都内でじっくり風邪を治せる環境にあったのですが、母以上に免疫のない妻が家にいます。こちらも風邪を移すわけにいかないので、意味ないけど外で咳をしたり、空気清浄機全開で2日間ひたすら寝たら治りました。
介護者が病気やケガになったときの対処法
都内からスマカメで母の様子を数日見ていたのですが、どうやら風邪を移さずに済んだ模様。訪問看護やリハビリで体温も測るため、連絡がないということはおそらく問題なし。妻も特に変化なかったので、被害が拡大せずに済みました。
冒頭のだださんの場合は、お母さまをショートステイにお願いするという方法を取っていました。ショート利用が困難で、医療管理が必要ならばレスパイト入院もあります。
うちの母の場合は、自力でなんとか生活ができます。そのためショートも使ってませんし、医療管理もいらないので、まずはわたしが意地でも帰京して、都内で静かなところで療養するのが第一選択です。もしわたしがギックリ腰になったら、入院させてもらえるならそうするかもしれません。
いずれにせよ、介護者がいつも健康とは限らないので、自分にもしものことがあった場合のバックアップは常に考えておかないといけないですね。あとは介護者が弱っていると、優しい認知症介護も難しい。弱っているときに同じこと何度も言われると、優しく対応できません。もう黙っててくれ・・ってなります。
ちなみにうちの場合は、妹にバックアップしてもらいます。わたしに何かあったら、まずは頼れるケアマネに何でも相談してと言ってあります。母のすべての意向はエンディングノートに書いてあります。介護保険サービスはもう整えてあるので、特に心配なことはないと思います。
デジタルデトックスもできたり、ちょうど予定のない時期に休めたので、いい休養となりました。でも、奥さんは来月から収入がなくなるので、自分が倒れると本当にやばいなぁ・・・
今日もしれっと、しれっと。

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