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布団を尿から守る防水シーツの洗濯が面倒なので代わりをAmazonで買って失敗した話

母にリハパンを履いてもらっていますが、尿の量が多かったり、頻尿になったりするとリハパンの吸収回数をオーバーして、敷布団やシーツ、マットレスなどが尿で汚れます。

そこで防水シーツを使って、敷布団やマットレスを防御しているのですが、防水シーツは上面は防水してくれるのですが、サイドがメッシュになっています。母はリハパンを脱いだ状態で布団の際に座って失禁することもあって、それで布団やマットレスが汚れます。

また尿で汚れたリハパンをマットレスの下に隠すので、それで汚れます。布団の真横にあるポータブルトイレについているトイレットペーパーで尿を拭き取り、それもマットレスの下からよく出てきます。

防水シーツは布団を守ってくれますが、防水シーツ自体を洗濯しなければなりません。それが面倒なので、使い捨ての防水シートも試しましたが、失禁場所一定ではないので、腰付近にだけ防水シートを敷いてもあまり意味がありません。

布団の全面をカバーしたいので、本当は使い捨てボックス「吸水」シーツがあるといいのですが、いくら探しても見つかりません。そこでAmazonで試しに、あるものを買って試してみました。

防水シーツという名のビニール

Amazonで購入したのは、『S.fields.inc 防水シーツ』。エステサロンやマッサージ店で使うと書いてあり、お子様のおねしょ対策や介護ともAmazonには書いてありました。90cm×200cmなら全体をカバーしそうだったので、そちらを購入。

ビニールが90枚入っていて、2180円(税込)。安いのでこれはいいと思いました。商品名が中国っぽくないのですが、安いから中国だろうと思って届いたのがこちら。

単なるビニールでした

本当にペラッペラのビニールで、扱いが難しい!まずは布団の上にビニールを敷いて、敷布団を守ります。

こんな感じで敷布団の上に敷いて

その上に布のシーツを被せれば完成。本当は布のシーツの上にビニールを被せれば、布のシーツが汚れずに済むのですが、母がビニールのカサカサした音が気になって寝れないかもしれないのと、しっかり止めないと寝返りでグチャグチャになるので、布のシーツで抑えました。

上から布のシーツをかぶせました

今までは防水シーツを敷いていたので、尿で汚れればそれを洗濯していました。でもビニールなら使い捨てなのでわたしもヘルパーさんもラクになるかと思ったのですが、かえってビニールの扱いが難しく時間がかかるので、3枚使ったところで止めました。

あと87枚もあるのでわたしだけで少しずつ消化していきますが、これは失敗でした。しかし失敗して、次なる策を思いつきました。もしうまくいったら、このブログでご紹介したいと思います。

今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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