遠距離介護で真冬のゴミ捨てはどうしてる?

雪かき

先週、盛岡に22cmの雪が降った。

実家の前には、車2台強を縦に止められる長さの私道がある。

その日の午後、母の訪問リハビリがあり、理学療法士さんの車が雪でスタックしないよう、必死に雪かきをした。

もし訪問リハビリがなかったら、玄関先と人が歩けるくらいの軽い雪かきにするつもりだった。

水分を含んだ重い雪と20分格闘し、なんとか車が入って来られる状態にした。

雪かきが終わって、居間のテレビをつけ、天気予報を見た。

まさかの、午後から「雨」。

ウソ~、放っておいても雪解けるやん。

必死こいて雪かきしてしまった・・・、アホすぎる。

午後になると、確かに雪が雨に変わった。でも、それほど雪は解けなかった。

とりあえず雪かきしておいて良かったと思ったのも束の間。

ほとんどお休みしたことがない理学療法士さんが、まさかのお休みという連絡。

ウソ~、 そんなことってある?

そのあとしっかり雨が降って、ある程度雪は解けた。

しかし今度は氷点下になり、私道の路面はカッチカチに凍った。

ゴミ捨てという介護

母はゴミが捨てられない。

まず、分別ルールが分からない。曜日自体も分からない。燃えるゴミ、燃えないゴミの収集日ももちろん分からない。

なので、ゴミ捨てはわたしとヘルパーさんのお仕事である。

盛岡のゴミ分別は、東京23区と違って、プラスチックごみの日がある。(都内は燃えるゴミ扱い)

ペットボトルのラベルは、プラスチックごみとして分別して捨てる。

なので、盛岡に帰ると、燃えるゴミ、プラスチックごみ、燃えないゴミ、燃えるゴミと、ほぼ毎日ゴミ捨てにいかなくてはならない。

ヘルパーさんは、燃えるゴミだけ捨て、残りは全部自分。

急に盛岡へ帰れなくなることもあると思って、ゴミは基本捨てられるときに捨てている。

都内の自宅は集合住宅なので、24時間いつでも好きなタイミングでゴミを捨てられる。しかも、敷地内なので、ものすごく近い。

しかし、盛岡のゴミ集積場は、うちから歩いて5分。ゴミ捨てにしては、まあまあ遠い。

雪がなければ、自転車にいっぱいのゴミを積んでこぐので、1分かからずにつく。

しかし、今は路面がツルツルで、自転車が使えないので、歩くしかない。

そういえば昔、NHK教育テレビで『ぴょん太のあんぜんにっき』という番組があった。

ぴょん太が交通マナーを破り、正しい交通マナーを子どもたちに教える番組だったように記憶している。

ぴょん太ならきっと、わたしのように自転車に燃えるゴミをいっぱい積んで、フラフラ走って、番組のお姉さんに怒られてたと思う。たぶん。

早朝のゴミ捨てで着替えるのが面倒だったから、パジャマの上からジーンズをはき、スキーウェアを着た。

まるで二人羽織のような着ぶくれ状態に、手袋という恰好。

東京靴流通センターで5年前に買った、3000円のスノーブーツを履き、雪面をザクザクいわせて、ゴミ置き場へ向かう。

「そういえば、東京靴流通センターって、あまり東京で見たことない」と思ってスマホで調べたら、ちゃんとあった。

東京にないのに、東京という名称を使って、人を集めるあの手法かと思っていた、ごめんなさい。

スマホゲーム『ドラクエウォーク』をやっていて、歩くとマイレージポイントがたまるので、どこへ行くにもスマホは持っている。もちろん、ゴミ捨てのときも。

スマホでくだらないことを調べていたら、案の定派手にすっころんだ。

燃えるゴミが雪面をズサーって滑って、数メートル先まで転がった。

紀平ちゃんのトリプルアクセル後の美しい転倒とは違って、燃えるゴミをもったアラフィフ男子の早朝のすっころびは本当に恥ずかしい。

しかも着ぶくれしてたから、コロコロとどこまでも転がっていく勢い。

一番福になりたい男子が、ゴール直前で転ぶくらい恥ずかしい。

大型の楽器ケースに隠れて、国外に逃亡したいと思った。

周りを見て、誰もいないことを確認して、痛みをこらえ、しれっと燃えるゴミを捨てた。

今日もしれっと、しれっと。

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ABOUT US

介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。認知症の祖母(要介護3)と母(要介護2)のW遠距離介護からスタート、悪性リンパ腫の父(要介護5)の在宅介護も経験。現在も東京と岩手を年間約20往復、遠距離在宅介護8年目。NHKニュース「おはよう日本」と「あさイチ」でブログが紹介される。著書:ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

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