認知症の母と行く2018年富士山旅行は中止になってしまった話

自撮り 認知症

富士山になんとなく似た岩手山しか見ずに、75年経ってしまった母。世界遺産でもある富士山を見てもらって、

うわぁ~、やっぱり本物は違うわね

と言ってもらう。ただそれだけのために、新幹線のチケットを1か月以上前から手配しました。今回は写真も取ろうと「自撮り棒」まで、Amazonで買いました。(記事タイトル下の写真)

ぶっちゃけ「自撮り棒」を買っても、わたし自身を自撮りすることは絶対ありません。インスタやFacebookに自分の顔をアップして、「インスタ萎え」させるツールが自撮り棒・・・旅行用のために、今回思い切って買いました。

ブログ読者の皆さまから「ここに行ったら、富士山がよく見えるよ」情報まで頂いたので、その通り行ってみようと思っていました。そしたら、また台風がやってきて、静岡の天気は曇りと雨マーク。これでは行く意味がないので、今年5月の富士山旅行キャンセルに引き続き、手数料があまりかからないうちに、チケットをキャンセルしました。

今年は台風や地震や豪雨ばかりで、わたしも運悪く、その天候にぶち当たってしまいます。西日本豪雨のときは、愛媛県で豪雨にあい、高知までの交通手段を失って友人に迎えに来てもらい、次の日に徳島から帰京するつもりが橋が崩落、高知空港でチケットを変更してもらい、無事帰京できました。札幌の講演の2日前に、震度7の地震があって、急きょキャンセルになりました。

実は5月の富士山旅行も、もし決行していたら大雨で東北新幹線が止まって大変な目に合うところでした。

2018年中に、もう1回チャレンジしようかとも思ったのですが、10月に残り1本、11月に4本、12月に1本と講演会が連続してやってくるので、母を連れて行く余裕がありません。2019年は暇になるかもしれないので、来年の5月くらいにまた富士山行きを計画しようと思います。

あと、奥さんに5年ぶりくらいに盛岡に来てもらって、母とわたしと3人で豪華鉄板焼きでも食べに行こうかと思ってます。5年?と思われるかもしれませんが、そんな夫婦がいてもおかしくない時代だとわたしは考えているのですが、上の世代の方には驚きかもしれませんね。(同世代より下なら、驚かないかも)

前にこのことをどこかのコラムで書いたら、そんな家はあり得ない、嫁の役割があるはず!と言われたこともあります。あり得ないといわれても、ここに居るんですけど・・・と返事したら面倒なことになりそうだったので、「価値観は人それぞれ」という、一番無難なコメントで逃げました。

奥さんには口頭で母の話をすることもありますが、久々に会ったらどう思うか・・・とにかく同じ質問を1分間のうちに何度もするので、1日くらい耐えてもらおうかなと思ってます。同じく5年前に来た、母の妹はあまりに母が同じことしか言わないので、ぐったりしてました。ぐったりした叔母を見て、普通の人はぐったりするんだ・・・と俯瞰的に叔母を見ていたことを思い出しました。

まず富士山へ行き、次に他のところへも行こう・・・その候補地が見つけられません。条件は、すべて日帰りです。盛岡から行けるオススメの場所があったら、教えてください。

なぜ日帰りか・・・母は半日家を空けて戻ってくると、自分の家が自分の家だと思えなくなることがよくあります。おそらく増築前の家の記憶が強烈に蘇るので、増築後の家は別な家に見えるようです。認知症の症状って、難しい・・・。

ゆっくりできる旅先で、もし昼寝して目覚めて家じゃなかったら、それはそれでまた驚きます。なんでわたしはここにいるだ、ここはどこだと連呼するはずです。

また、手足が不自由で温泉で転ぶことを恐れている(家のお風呂も入らない)ので、温泉嫌いです。本当は旅行に行って、温泉でもつかって、1泊して帰ってくるのが理想ですが、どこへ行くにも弾丸日帰りツアーになってしまいます。

今日もしれっと、しれっと。

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11/10(土):神奈川県横浜市  → 講演のお申込み・内容詳細はこちら
11/18(日):岩手県八幡平市  → 講演のお申込み・内容詳細はこちら
11/21(水):岩手県盛岡市      → 非公開です
11/25(日):茨城県常総市      → 講演のお申込み・内容詳細はこちら
12/16(日):佐賀県佐賀市      → 講演のお申込み・内容詳細はこちら
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2 件のコメント

  • ゴールドブルー風が、とっても気になってしらべてみました!フレンチで、肉を焼くか揚げるかした料理コルドン・ブルーというものなのですね。食べてみたいです。

  • みゆきさま

    ゴールドブルー風という名前は母のオリジナルか勘違いで、ブログ読者の方が「ひょっとしたらコルドンブルーじゃないですか」と言ってくださって、初めて知りました。
    スイスの料理だったと思うのですが、おそらく揚げるという工程を母が嫌って簡素化した結果、今の料理になったのだと思います。

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    ABOUTこのブログを書いている人

    1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住の介護作家・ブロガー。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。なないろのとびら診療所(岩手県盛岡市)地域医療推進室非常勤。祖母(認知症+子宮頸がん・要介護3)と母(認知症+CMT病・要介護2)のW遠距離介護。2013年3月、2回目の介護離職、同年11月祖母死去。2017年悪性リンパ腫の父(要介護5)も別拠点で在宅介護したが死去。現在も東京と岩手を年間約20往復、書くことを生業にしれっと介護を継続中!連載:介護ポストセブン(小学館)、著書:がんばりすぎずにしれっと認知症介護 (新日本出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか