10/1(月)に、洋泉社さんのムック本『認知症と笑顔で暮らす本』が発売されました。
自著『がんばりすぎずにしれっと認知症介護(新日本出版社)』を推薦してくださった、このブログではおなじみの川崎幸クリニック院長・杉山孝博先生や、何度も読み返している「認知症「不可解な行動」には理由がある(SB新書)」の著者で、大阪大学大学院教授・佐藤眞一先生とご一緒しております。
わたしは「認知症と遠距離介護」と「認知症と介護離職」の話を、400字詰め原稿用紙で20枚分、寄稿しました。
認知症と笑顔で暮らす本の目次
この本の目次をご紹介します。
スペシャルインタビュー 山崎英樹(いずみの杜診療所医師、清山会医療福祉グループ代表)
認知症の人には人生を再構築する権利があるのです
PART1 認知症家族が語る認知症とともに生きる、専門医が語る認知症とともに生きる
ボクが遠距離介護を選択した理由 工藤広伸(介護作家・ブロガー)
エッセイマンガ 『ばーちゃんがゴリラになっちゃった。』の著者に聞く 「認知症介護」のすったもんだ体験記
認知症に正しく対処するための 10のケーススタディ 佐藤眞一(大阪大学大学院教授)
PART2 認知症を上手にケアするのにとても役立つ指針があります
ドキュメント!認知症介護 家族が認知症になったとき、何が起こるのか
野田利樹(医療ジャーナリスト)
どのような気持ちで暮らしているのか!?
認知症をよく理解するための9大法則・1原則
杉山孝博先生の認知症の上手なケアの12カ条
介護離職を考えているあなたへ
2度の介護離職経験者からの3つのアドバイス 工藤広伸(介護作家・ブロガー)
これだけは知っておきたい
認知症の人と家族を支える社会制度
介護の負担を軽減するしくみ 介護保険制度
医療費の自己負担を軽減するしくみ 高額療養費制度
本当のことがわかれば認知症はコワくない
認知症の予防と治療とケアQ&A
本の特徴
ムック本は、雑誌のような書籍のような本です。写真が多く、カラーなので、とても読みやすい仕上がりになっています。わたしが認知症介護を経験してきた中で、この先生に出会えたから救われた!今がある!という方々と、偶然とはいえ誌面でご一緒できたことが、何よりうれしいです。
杉山先生の『認知症をよく理解するための9大法則・1原則』を知っているかいないかで、介護者の認知症介護の負担は大きく違います。また、佐藤先生の心理学や人間行動科学の視点から認知症へのアプローチは、わたしには斬新で突き刺さる内容でした。両先生の本は、ブログで過去に激推ししております。
また『ばーちゃんがゴリラになっちゃった。』の著者・青山ゆずこさんは、孫介護を経験されている20代のフリーライターさん。わたしも孫介護を経験しましたが、20代から見る認知症の世界も面白いです。
わたしのパートもカッコいい仕上がりになっていますので、読んで頂けるとうれしいです!
今日もしれっと、しれっと。
【2024年講演会予定】
10/19(土)宮崎県えびの市 → 講演の詳細・お申込みはこちら
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