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1か月の遠距離介護を終え、帰京しました!

昨日、東北新幹線で無事帰京しました。

行きは飛行機とバスを乗り継いで7時間ほどかかりましたし、東北新幹線復旧後のチケット販売では5時間かけて入手しましたので、本当にいろいろあった1か月でした。

1番の目的であった居間のエアコン買い替えを終え、これで暑い夏が来ても遠隔操作で乗り切れると思います。あとは母をものわすれ外来と眼科、そして歯医者へ連れていきました。

新型コロナウイルスのほうは以前ほど県外の人への警戒はなくなっているように思いますが、病院は実家到着後即通院はできず、10日~14日間盛岡に滞在してからでないとダメです。

そのつもりでスケジュールを組んでいたのですが、通院までの待機期間に実家のメンテナンスが次々やってきまして、私道のマンホール横の穴は驚きましたが修復完了。障子戸も張り替えましたし、他にも修繕箇所があったのでGW中にブログでアップしていきます。

コロナでまた帰って来れなくなるかもしれないと思いながら実家で過ごすので、何か起きたときの行動の早さは自分でもビックリするほどです。今しかない!っていうこの感覚を、自分の人生にも生かせればいいのになって思います。そこそこ生かしてはいるんですけど。

認知症の母の変化

母のほうは、そんなに変化はないように思いました。もちろん認知症の症状が改善されたわけではなく、悪化の一途をたどっているわけで、わたしの気持ちのほうがまだ追いついてないかもです。今までなかった幻視が、1回だけありました。

ちょっと、ほら!そこに人がいる!

念のため、かかりつけ医に報告しました。死んだ祖母が生き返ったり、実家に居ない妹がいたりするのは日常ですが、こちらは見えるというよりも記憶の中に居る感じの反応なので、見えているわけではありません。でも、今回の幻視は何か見えたようです。

わたしを忘れる、自分の名前が書けない、待てない、過食があるなど、このあたりは以前と変わってないのですが、その頻度や回数が確実に増えています。対策はしてきましたが、想像を超えてくるので、まだまだ戦いは終わりません。

時間をいろいろ奪われた割には、新刊の本の執筆は予定通り進みました。隙間時間をうまく活用
できたからですが、帰京したらホテルで(都のサテライトオフィスプランを活用)最後の追い込みをかけます。

GW中はブログの改修を行うことが多いのですが、今回は本の執筆に追われておりますので、通常営業で行きたいと思います。

音声配信voicyのほうも通常営業でいきたいと思っているので、もしお時間があるようだったら聴いてみてください。今回は母の白内障について動きがあったので、その話をしています。

今日もしれっと、しれっと。


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【2025.01.27発売の最新刊】
「老いた親の様子に「アレ?」」と思ったら」(PHP研究所)

これから親の介護が始まるかもしれないと不安に感じている人に向けた入門書です。目次や本の内容はAmazonに掲載されています。

 

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【著書】
老いた親の様子に「アレ?」と思ったら(PHP研究所)、親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか

【音声配信Voicyパーソナリティ】
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