自主的に受けたPCR検査結果と遠距離介護への影響

遠距離介護が始まる2日前、新型コロナウイルスのPCR検査を自主的に受けてきました。

利用した検査機関は、ニュースでも話題になった木下グループの新型コロナPCR検査センターです。新橋店が出来てすぐは行列ができていましたが、今は渋谷、新宿、池袋、秋葉原、羽田空港第1・第2ターミナルと店舗が増えていて、分散されています。

PCR検査の体験談とその結果、遠距離介護への影響についてのお話です。

PCR検査体験談

まずネット予約が必須で、直接店舗に行っても検査できません。5分単位で細かく予約時間が設定されていて、5日前から予約可能です。予約が取れないと困るので、5日前にすぐ予約したのですが、わたしが予約した4月中旬時点では余裕で空いてました。

月曜日の朝9時台、JR秋葉原駅徒歩1分にある秋葉原店を予約。8時~17時30分までやっているのですが、平日で通勤ピークを過ぎた頃が空いているかなと思って、この時間を選びました。

秋葉原の新型コロナPCR検査センター

遠距離介護以外はほぼ電車に乗っていないので、この日も自転車で現地へ。5分刻みの厳密な予約だったので、検査センター正面にあったラジオ会館のビジョンで櫻坂46のMVを見て、定刻を待ちました。

受付は、予約時に届いたメールを見せて、電子マネー決済(現金不可)を行います。検査費用は2300円(税込)。そのまま奥にある狭いブースに入って、渡された容器に唾液を入れます。

ブース内で誓約書を書く必要があって、仮に陽性だった場合は、指定の医療機関に行かなければなりません。誓約書には川崎と高田馬場の医療機関の受診か、近くのかかりつけ医を選びます。

容器にはストローが入っていて、それを口で加えて容器に唾液を流し込み、最後はストローごと容器に入れて蓋を締めます。

唾液は1.5mlなのですが、意外と唾液が出ません。ブース内にレモンと梅干しの写真が貼ってあるのですが、ダラっと来ません。出て欲しくない歯医者ではダラダラ出るのに、こういうときはダメです。店を出るときに5人ほど待っている方がいて、みなさん唾液を出すのに苦労していたのではと。

検査結果は翌日24時までにメールで来るのですが、厳しくコロナ対策をしていてもやはり結果を待っている時間は落ち着きません。何度も何度もメールチェックをして、メールが来たのは翌日20時ちょっと前で、結果は「陰性」。とりあえずホッとしました。

わたしが帰ると介護保険サービスが停止する

PCR検査を受けたとはいえ、3割は間違う検査であることを忘れてはいけません。偽陰性かもしれませんし、検査直後の感染もあるかもしれません。たぶん、変異株の検査はされていない気がします。なので結局、ビジネスホテルでいつもの自主隔離を8日間行います。

また、わたしが母に会うことで介護保険サービスが2週間停止になります。GW中なので、一部介護保険サービス自体がお休みです。そのお休みとGWで2週間を経過させ、結果的に通常どおりサービスが受けられるよう、前回の帰省の際にスケジューリングしました。

2回目の緊急事態宣言のときは、岩手のホテルで迎えました。3回目もまた同じ状況になるのかな?

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今日もしれっと、しれっと。


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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか