6日続いた微熱と深夜の激しい咳の原因|呼吸器内科の診断と今後の治療について

微熱が6日間、深夜の激しい咳が4日間続きました。

内科を2回受診しましたが、病名は特定できず。処方された薬で熱は下がったものの、咳は一向に改善しませんでした。これは内科ではないかもと考え、AIに相談した結果、人生初の呼吸器内科の受診を決めたのです。

呼吸器内科での詳しい検査

普段、短期間で複数の病院を渡り歩くことはありません。

しかし今回は、事情が違いました。咳で眠れない日々が続き、何より早く原因を特定しないと遠距離介護に復帰できない焦りがあったため、最速で動くことにしたのです。

呼吸器内科へ向かう道中、習慣でうっかりフリスクを食べてしまい、気道を刺激して路上で激しくせき込んでしまいました。最も食べてはいけないものなのに、本当にアホです。

医師に「微熱が続いて、熱が下がったと思ったら咳が止まらなくなった。深夜になるとひどくなって眠れないし、左耳も聞こえづらい」と伝えると、すぐに検査が始まりました。

まず胸部のレントゲンを撮って、肺機能検査と呼吸抵抗検査を実施。これらの検査で肺がんや肺炎、喘息の可能性をつぶしていきます。特に呼吸抵抗検査は難しく、一定の力で息を吐き続ける必要があるのですが、コツがつかめず10回ほどやり直しました。

医師の診断は「咳喘息」

すべての検査を終え、医師から告げられた診断は「咳喘息」でした。

咳喘息は風邪が治ったあとに起きやすく、痰が少なく乾いた咳が長く続くのが特徴。特に夜間にひどくなり、会話中も咳が出やすくなります。気道が炎症を起こし、過敏になっている状態です。

咳喘息は喘息の一歩手前で、放っておくと3割くらいの確率で喘息に移行するそう。原因は風邪後だけでなく、アレルギーが関与している場合もあります。まだアレルギー検査はしていないので、今後調べると思います。

内科では飲み薬中心に処方されていましたが、それらはすべて中止に。代わりにステロイドの吸入薬による治療が始まりました。

実はAIが、初期段階で咳喘息かもしれないと言っていたし、内科の先生も咳喘息の疑いを指摘していました。とはいえ呼吸器内科の先生ほど断言していなかったので、とりあえず病名がわかってホッとしました。

お笑いコンビ「品川庄司」の品川さんも咳喘息で、1度咳が出ると止まらないというニュースを最近見ました。同い年なので、そういう年齢になったのかなという思いもあります。

遠距離介護を中止して正解だった

もし遠距離介護を中止していなかったら、盛岡の実家で深夜ひとり咳込んで、苦しんでいたでしょう。重度の認知症の母は助けてくれないどころか、咳について何度も指摘してきて、ストレスが限界に達していたと思います。

おそらく病名の特定も遅れたと思うので、ムリして遠距離介護に行かなくて正解でした。

少なくとも3か月以上の治療が必要

薬を処方してもらうために薬局へ行って、薬剤師さんから吸入薬の使い方について説明を受けました。わたしが使っているのはフルティフォーム(吸入ステロイド、長期の気管支拡張薬)と、サルタノールインヘラー(発作時に使う)です。

左がフルティフォーム、右がサルタノールインヘラー

薬を飲み切る2週間後には治るだろうと楽観的に考えていて、薬剤師さんも最初は「そうですね」と言っていました。ところが2時間後に電話が来て、時間のかかる病気だから必ず再診してくださいと。

改めて咳喘息について調べると、少なくとも3カ月から半年くらいの治療期間になりそうで、しっかり通院したいと思います。治ったと思って薬を止めて再発したり、喘息に移行する人がとても多いとのことで、薬剤師さんに感謝です。

吸入薬でどんどんよくなると思いきや、1週間経っても夜中に咳で起きてしまい、緊急吸入薬に頼って眠れました。じっくり咳喘息と向き合っていきたいと思います。

今日もしれっと、しれっと。

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工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(82歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて14年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

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