「親の在宅介護が始まる平均年齢は50.9歳」という大王製紙の調査結果を読み込む
以前はいろいろ騒動もあった大王製紙の「『介護と年齢』に関する意識・実態調査」が、興味深かったので取り上げます。2017年5月に、インターネットで在宅介護者300人に対して調査を行った結果です。 まずは、在宅介護を始めた年...
以前はいろいろ騒動もあった大王製紙の「『介護と年齢』に関する意識・実態調査」が、興味深かったので取り上げます。2017年5月に、インターネットで在宅介護者300人に対して調査を行った結果です。 まずは、在宅介護を始めた年...
まずは、すぐ上の写真をご覧ください! わが家の全自動洗濯機は、わたしが学生の頃から使っているもので、購入してから20年以上経過しています。ななめドラムとか、そういったオサレなものは認知症の母は覚えられないので、頑固一徹で...
わたしは4年前に認知症で子宮頸がんだった90歳の祖母を看取り、今はシャルコー・マリー・トゥース病で認知症の母を遠距離介護しているので、のべ2人の介護をしてきた。 先週木曜日の朝6時、3人目の介護が始まるかもしれない出来事...
東京・町田市にあり、次世代型デイサービスとして有名なDAYS BLG! 「認知症の人の働く」を実現したデイサービスとしてテレビに何度も取り上げられていて、労働の対価として「謝礼」を頂くという取り組みや、その日デイでやるこ...
介護する側が「これはできないだろう」「きっとムリだな、この作業は」と、認知症の人に対して思うことがよくある。 もちろん、最初は「できるだろう」と思ってお願いしてみる。でも、できないことが分かると諦めて、つい自分がやってし...
久々に、介護と仕事の両立と介護離職のお話です。 [no_toc] 介護離職もリストラもそんなに差はない わたしは、介護離職もリストラもそんなに差がないと思っています。介護離職は突然やってくると言われますが、リストラだって...
先日、こんなツイートをしました。 「勝手口のドアノブがとれる、蛍光灯が切れる」こんな小さなことも、独居で認知症の母にはひとつの事件。たとえ医療・介護職の方が毎日来てくださっても見つけられないし、母は忘れるから不便を伝えら...
2017年6月3日・4日に、プレオープンイベントとして開催された「注文をまちがえる料理店」。 認知症の人がホールスタッフのこのお店は、ときどき注文を間違えることもあるけど、それをも受け入れて楽しもうという素敵なコンセプト...
今回ご紹介する新刊は、誠弘会池袋病院副院長・平川亘先生の著書である「明日から役立つ認知症のかんたん診断と治療」です。医学書としては安い、介護家族には少し高いけど、お値段をはるかに超える価値のある本だと思います。 平川先生...
鹿児島認知症ブログの平山貴久先生の記事で、「それ、すごくよく分かる!」というものがあったのでご紹介します。 [no_toc] 周辺視野の衰え 記事に、このような一文がありました。 視空間認知が衰えることとは、周辺視野が狭...
今週はもの忘れ外来へ通院のため、盛岡に帰省しております。 認知症の母は「一応」料理をするのですが、「1人前」の料理を作ることができないため、冷蔵庫を開けるといつ作ったのか分からない残り物が、ラップも掛けずに冷蔵庫を占拠し...
認知症の母は、嘘をついている。 厳密にいうと「認知症という病気」が、嘘をつかせている。 「夕方、かかりつけ医が家に来て、ハンコをもらって帰った」と母が言う。かかりつけ医は一度も家に来たことはないのだが、母は5年間そう言い...
介護者が介護保険サービスを利用しようとしてケアマネに相談すると、それはサービス適用外と言われることがあります。また、今日だけでいいので助けて欲しいと思っても、そんなにすぐは対応してもらえません。 そんなかゆいところに手が...
昭和40年代に流行った、このCMをご存知だろうか? 「クリープを入れないコーヒーなんて・・・」 認知症の母は、昭和40年代の記憶は割と鮮明に残っているので、コーヒーを飲むたびに必ずこの話をする。 以前、ヘルパーさんが間違...
2017年5月11日、56歳で亡くなられた村上智彦先生の最期の著書「最強の地域医療」という本を読みました。財政破綻した北海道夕張の医療を変え、町をも変えた医師として有名な方です。(少し前のNHKのリンク貼ります)[blo...
わたしが岩手の実家で電話を取ったら、女性が慣れた口調でこう話し始めました。 先日も九州の青汁の勧誘の電話を取りました、なぜか九州→東北の勧誘ばかりが来ます。やはり遠い産地の方が手に入りづらいから、勧誘の材料になるのかもし...