登壇した講演会であった5つのハプニング

講演会 ハプニング

祝日ということで、今まであった講演会での5つのハプニングをご紹介します。

話しているわたしは正直冷や汗ものですが、しれっと対応しないといけません。こういったハプニングに出くわしたことで、最近は少し慣れた部分もありますし、ハプニングが起きる前提で講演会に臨むことが多くなりました。

ちなみに記事タイトル下の写真で登壇しているのは、わたしではありません。

会場入りする2時間前の1本のメール

講演会場に到着する2時間前、バスの中で直前シミュレーションをなんとなく行っているとき、主催者からメールが来ました。「プロジェクターの調子が悪いので、主催者のパソコンでテストして、そのパソコンで無事プロジェクターが動けば、そちらのパソコンを使いたい」という連絡でした。

話す側とすれば、慣れた自分のパソコンを使って話したいのが正直なところです。しかし、主催者側の用意したパソコンを使って欲しいと言われることもよくあります。

この日はイベント途中からの参加だったので、話す何分か前に初めてそのパソコンを触ることになりました。同じwindowsなのでとりあえず何とかなるのですが、早めに触っておきたいですし、講演直前の不安要素は取り除いておきたいところです。

結局、プロジェクターが終始白く映っていて、アンケートに後ろのほうはあまり見えなかったというご意見を頂きました。

檀上で裏方作業

この講演のときは、会場に1時間から1時間半前に到着し、プロジェクターとパソコンの接続を試しました。主催者の方がパソコン操作がそれほど得意ではなく、わたしが接続のテストをすることになりました。

いくら試しても反応がなく、開始1時間前。設定をいろいろ試しても反応がなく、開始30分前になりました。会場には100人を超える人が待機しているにも関わらず、それでも調整を続けるわたし。結局、プロジェクターのドライバをわたしのパソコンに入れ、開始10分前にスクリーンに映すことができました。

この調整中に、スクリーンがなくても講演ができるように内容を考えながらプロジェクターと格闘していたので、本当に焦りました。あと、参加者の方は「プロジェクター調整していた裏方みたいな人が、そのまま講師なの?」という面白いことが起きました。

講演中に真っ暗

この講演は、事前準備は今までにないほど順調で、今日はバッチリだぞ~と思って、講演を始めること20分。突然スクリーンがブラックアウトしました。このパターンもあるのか~と思いながら話し続け、主催者の方が慌てて2台目のプロジェクターを設置してくれました。その調整が思ったより長くて10分・・・。

3分後に直る、いや5分、いや10分、このまま直らない・・・という心境で、お話を続けました。話を止めてしまうことが一番まずいので、写真がなくともなんとか介護環境をイメージしてもらうよう、話し続けるという新しいタイプのハプニングでした。

主催者のパソコンが・・・

この講演も自分のパソコンが使えなくて、主催者側の用意したパソコンでお話ししました。こちらも講演が始まって10分くらいのとき、突然パワーポイントがフリーズしました。アプリケーションをたくさん立ち上げていたことが原因で、わたしも事前チェックのところで気づくべきでした。

わたしのパソコンを最後のデモ用に別で設置していたので、まずはそちらで代用しながら、なんとか講演を続けることができました。

時間が足りない!

この講演はわたしだけじゃなく、演者が2時間の中で4組いました。開会と終了の言葉まで入れると、7組いたかもしれません。開会・終了の言葉もバカにできないのですが、ここで時間オーバーする方も結構います。わたしの単独講演のときは、とにかく短く名前だけ紹介して欲しいとお願いするのですが、演者が多いときはそれもできません。

過去の経験上、こういう講演が一番やばいのですが、演者がどれだけ時間を意識しているか、かなり個人差があります。全く意識しないで、自分のペースで最後までやりきってしまう方・・・結構います。ちなみにわたしは、時間厳守でやってます。介護者の方は、そのあとに用事があることも多く、オーバーすると迷惑をかけることになるからです。

わたしは後半の1時間10分を任され、わたしが20分話し、ゲストとわたしで50分の対談の予定でした。わたしが受けた時点で、すでに15分押し。終わりは延長できない、閉会の言葉も必要だったので、わたしの講演を急きょ半分カット、ゲストとの対談を5分カットして、なんとか時間通りに終えることができました。

とにかくわたしは、プロジェクターとの相性が悪すぎます。聞きに来てくださった方には関係のないことなので、そういうトラブルのときは自分のパソコンを見て、言葉だけで説明するようにしています。前の前の前の会社のときは、人前で話すことが多かったので、あの経験が今頃になって役立つとは思ってもいませんでした。

講演の都度、改良を加えているので、だんだん良いものになっていると思っています。さらに改良を重ねて、楽しんで頂ける内容にしたいと思っています。講演タイトルは同じでも、想定される参加者の年齢、性別、職業によって、内容は全く違うものにしています。

記事下の講演会スケジュールを見て参加できそうでしたら、気軽に遊びに来てください!そして気軽に声かけてもらって、大丈夫です。もうちょっとしたらお知らせしますが、11月にあと1つ、12月の九州で終わりです。

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか