横浜市神奈川区講演会『がんばりすぎない介護のヒケツ』のお礼とわたしの講演で皆さまにお伝えしたい3つのこと

介護 講演会 講師 依頼

神奈川区の講演会に来て頂いた皆さまへ

講演会にご参加頂き、ありがとうございました!

「がんばりすぎない介護のヒケツ」という講演テーマでした。このブログを読んでご参加された方は、「介護と仕事の両立」の話が軸になっていると分かって参加されたと思うのですが、他の方法でご参加された方は「あれ?」と思われたかもしれません。

講演終了後にロビーで質問を受けたのですが、長い列ができてしまい、諦めて帰られた方もいるということで、大変失礼致しました。お並び頂いた方も、お待たせしまして申し訳ありません。介護個人相談会みたいな感じになりましたが、各家庭で事情は本当に様々で、わたしも勉強になりました。

そして、このブログではおなじみ、3作目の著書『がんばりすぎずにしれっと認知症介護』の本を推薦してくださった、川崎幸クリニック院長・認知症の人と家族の会副代表理事の杉山孝博先生が、ある方のおかげでわたしの講演を聴きに来てくださいました!

さらに、サイン入りの本まで!この9大法則と1原則は、認知症介護している人は絶対に知っておいたほうがいい!わたしは認知症介護が始まってすぐ、この考え方に出会い、本の内容を妹に伝え、勉強してもらったほどです。普遍的なものだと思います。マンガ版になっているので、さらに読みやすくなっていました。

マンガでわかる認知症の9大法則と1原則

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孝博, 杉山
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わたしの講演で皆さまにお伝えしたい3つのこと

講演の開催について

わたしの講演は、依頼を頂くところから始まります。

講演会の終了後、「うちでも講演をお願いします」と言われることが最近は多く、なんとなく開催地域が偏ります。たまに地域がポンと飛ぶのは、飛行機や高速バスを使ってわたしの講演会に参加され、直接オファー頂くこともあるからです。もしダメな講演なら、講演後にお声がかかることはないはずなので、ギリギリ及第点を頂けたのかなと思っています。

あとはブログを読んでいたという方、わたしの本を読んでくださった方から、このブログへお問合せ頂くことがほとんどです。

「来てください」とお声がかかれば、「どこへでも!」という気持ちはあります。でも、自主開催できるほど、人を呼べる力はないので、ご依頼が中心になっています。自分の本を売って、その利益で会場費を賄うという方法はあるかも・・・リスク高そうです。

あと、「確実に」ご参加の意思表明をしてくださる方、本当にありがとうございます!集める側の立場になって、この表明がどれだけありがたいか、今は身にしみて分かります。SNSでもコメントでも構わないので、「いきまーす」と言って頂けるとうれしいです。

人口の多い大都市部での開催について

このブログ読者を都道府県別にみると、単純に人口の多い地域で読まれる傾向にあります。しかし、そういった地域で講演があまり多くない理由は、たまたまオファーがないからです。主拠点は東京なので、首都圏は移動がラクなのですが、盛岡から移動すると思われているのかな・・・年の3分の2は、東京にいます~

クローズドでない大都市部での開催は、今回の神奈川区、3作目の出版イベントを行った紀伊國屋書店新宿本店さん、来年1月の札幌くらいです。

ちなみに講演と出版記念イベントでは、雰囲気が全く違います。出版記念イベントはお祭り的なところがあり、本の裏話、お名前入りのサイン会、お一人ずつお話しします。もし、4作目のイベントがあった場合は、遊びに来てみてください!

あと4作目の本が出たあとは、その本をベースにした講演会もできます。いろんな新エピソードがあるので、2019年はぜひ、そのテーマでお話してみたいです!

参加者の年齢の意識の仕方

認知症介護の講演の場合、60代から80代の女性の参加が多いです。なので、「ブログはインターネットで公開された日記」というスライドを用意しますし、SNSという言葉も使いません。しかし、そういった説明がない講演は、主催者やわたしが30代から50代という若い方々を想定しています。

事前に参加者の年齢を確認して募集する講演、企業向け講演などは、主催者から平均年齢を教えてもらえるので、その世代に向けた話ができます。年齢を確認しない、申込不要の講演は予測できないので、主催者からの世代リクエストに応える形でお話しします。

講演会後のアンケートは、すべて目を通しています。そのご指摘を受け、内容を毎回アップデートしています。ご意見、ご感想なんでも構いませんので、書いて頂けるとうれしいです!さぁ、年内はあと4回の講演があります。世代や目的、参加者属性が全部違いますが、しれっとやりますよ~

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

7件のコメント

はじめまして。
神奈川区の講演会を拝聴いたしました。
私自身講演会に初めて参加いたしましたが、自らのご家族の写真や体験を惜しげもなく披瀝して、少しでも参加者の為に分かりやすく、役立て様とする姿勢、内容に感銘を受けました。
実は、私自身も両親の介護の為、東京と盛岡を1ケ月に1度程度ですが往復しています。なので、著書や先日の講演会は大変参考になり、また勇気を貰います。講演会後、お声掛けをしようと思ったのですが、長蛇の列だったので、諦めました。
これからも、色々な場面でご活躍をして下さい、楽しみ、そして励みにさせて頂きます。
今、盛岡に向かう新幹線の中です。今回もしれっと行ってきます。

細川さま

コメントありがとうございます。神奈川区の講演会にご参加頂き、うれしいです!
講演会後のお声かけ、申し訳ありませんでした。質疑応答の時間がなかったり、おひとりずつお話を聞くスタイルは今回が初めてだったので、改善が必要ですね。どうするのがいいんだろう・・

そして、盛岡との往復ですか!わたしも昨日の朝まで盛岡におりましたが、初雪も降りましたよ。

こんにちわ
くどひろさん
遠距離介護している方に聞きたい。
私は毎日365日要介護の親に所に日に多いときで3回、それでも1~2回は顔を出していました。
食事の世話はヘルパーさんにお願いしているので簡単身の回りの世話や話相手ぐらいで滞在時間も
短いです。
遠距離介護で月に多い時で実家に4~5日滞在してる姉にいわれました。その間ヘルパーさんはいないので食事もろもろ介助してますが「あなたと私は親と一緒にいる時間は月に換算したら同じ。」
一瞬目が点になりました。そのことに反論はしませんでしたが心に今でも煤ぶってます。遠距離介護してる人は身近にいる人と同じレベルと思ってるんですかね。

兄弟で介護をしてます。
1人は遠距離で月5日を2回わけて実家にもどり食事の準備や介助をします。
もう1人は近所で毎日2~3回実家を訪問しヘルパーさんがいるので
様子見や会話や身の回りをする程度。

ある日遠距離の人から近所に住む1人に
私とあなたは時間にすれば同じだよ。
と言われました。

唖然としました。
遠距離介護の人は介護は時間の長さですか?と聞きたいです。

だんごさま

うちはわたしと妹で介護をしておりますが、そもそも時間で考えたことないです。
基本はわたしがメインだけど、どうしてもだめなら妹、それでもだめならプロの力を借りております。比較するという概念がありません。

何回も投稿すみません。反映されなかったので失敗したのかなと思い二度送りました。
ご返事ありがとうございます。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか