奥さまが退院しました
2月1日に、奥さまが退院しました!
12月20日からの入院で、1か月ちょっとでの退院です。病室にあった荷物をキャリーバックにパンパンに詰め、とりあえず自宅に帰還しました。
退院=元気になったというわけでもなく、今後も膠原病(全身性エリテマトーデス)とは、うまくお付き合いしていかなければなりません。16種類ものお薬を、曜日・朝昼晩バラバラに変則的に飲み分けるという大変さですし、病院に戻る患者さんも結構います。
また体力がないのでリハビリ、日光を避けた生活をおくるための工夫など、まずは日常生活への復帰からですね。
膠原病、生活していく上でお金のことなど、たくさんの方からアドバイスや情報を頂きました。本当に助かりました、感謝しております!
ラジオ出演の反響
1/24に『朝からRADIO』という、岩手のラジオ番組に出演しました。
さわや書店さんの「BOOKナビ」のコーナーで、新刊『ムリなくできる親の介護』を3冊プレゼントという企画だったのですが、このコーナーとは別のところで、リスナーの方のおハガキが、10通近くも紹介されました。(radikoでその放送を聴く方、1/31放送分の9時ちょっと前です)
わたしがラジオで話した介護の話から、リスナーの皆さんも思うところがあったのだと思います。前回のラジオ出演のときも、同じようにおハガキでご自身の介護への思い、不安を書いてくださったことを覚えています。
ちなみにこれはラジオに限ったことではなく、講演会後のアンケートもそうです。わたしは現物ではなく、主催者の方がまとめてくださったアンケートを、講演終了から1か月、2か月くらいあとに全部読みます。
介護者として、またこれから介護する立場として、講演を聴いて感じたことをわたしに伝えたいということだと思います。アンケートとは別にお手紙を頂くこともありますし、ブログコメントで頂くことも。
いずれも大変ありがたく、次回以降の講演に生かしています。
祝!2刷
ここからが、今日のブログの本題です。
2016年7月に出版した、わたしの2作目『医者は知らない!認知症介護で倒れないための55の心得』(廣済堂出版)が、重版出来しました!
本当の売れっ子作家さんなら、短期間でどんどん重版していくのですが、2年半もかかってゆっくり重版する感じが、いかにもわたしっぽくていいです。重版より先に、台湾で翻訳されたという不思議さもあります。
1作目も3年かかって3刷(3回増刷)してますし、とにかくじわじわと息長く本が売れております。 本を出しても、重版できる確率は2割から3割と言われている中で、新刊以外はすべて重版しました。これも購入してくださる皆さまのおかげです、ありがとうございます!
2作目は介護初心者よりも、介護をある程度経験した人向け、メンタル面を中心に書いた本で、わたしがひそかに大好きな話は「認知症のカリスマ美容師が、見知らぬ土地で美容室を開業した話」です。
わたしの本のほとんどは、自分の体験から来ているのですが、この話は珍しく取材したものです。
最初は週刊誌の記者さんが、わたしを取材していました。ところが話しているうちに、記者さんの認知症介護の話になり、わたしより面白い体験をされているということで、それ本に書かせて欲しいと逆取材することになりました。
本当は講演会でもお伝えしたいくらいの内容なのですが、写真がないのと、他の人の話なので・・・でも、この本に出てくる母の料理の話は、直近の講演会では披露しています。
在庫が増えましたので、改めて読んでみてください。本の奥付(本が終わったあとにある発行者や著者などの情報が書いてあるところ)に2刷と書いてあれば、新しく刷った本です。
わたしのしょうもないこだわりなのですが、重版している本の「初版」を持っていると、なぜかうれしいです。
今日もしれっと、しれっと。
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