ロンドンにある国際アルツハイマー病協会は、毎年9月をアルツハイマー月間としていて、公益社団法人認知症の人と家族の会は、日本で唯一の加盟団体です。
その取組みの一環として「読む・知る・認知症キャンペーン」と題して、本を通じた認知症啓発の取組みを行っています。キャンペーンの説明を、公式サイトより引用します。
多くの認知症関係の本が出版される中、最新の情報と家族や本人への正しい理解を伝える書籍を厳選して、推薦図書としました。同一著者や発売時期などにより残念ながら推薦とならなかった書籍も多数ありますが、認知症への理解を深める最初の一歩として、これらの推薦図書をお読みいただき、より良い社会づくりの一助となれば幸いです。
引用元: http://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2019/01/booklet2019.pdf
たまたまホームページを見ていたら、自分の本も推薦図書になっていてビックリ!どういう基準で選ばれるのかを調べてみると、
推薦図書は、当会理事・全国の支部世話人からの提案を元に、総合的に判断したものであり、今後変更の可能性もあります。
引用元: http://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2019/01/booklet2019.pdf
どなたかの目に留まったみたいで、大変ありがたいです!
わたしの4作品の中で選ばれたのが『がんばりすぎずにしれっと認知症介護』(新日本出版社)でした。わたしの本の推薦文はこう書いてありました。
認知症の母親を 6 年間『遠距離介護』する著者。自身の介護体験を踏まえて、認知症の症状をまるごと受け止めつつ「ムリをせず、ラクをする介護」を、家族ならではの目線で提案します。すぐに実践できる「ストレスを溜め込まない工夫」は、読むだけでも肩に入りすぎた力が抜けていく。
引用元: http://www.alzheimer.or.jp/wp-content/uploads/2019/01/booklet2019.pdf
他に42冊ほど推薦図書がありましたので、すべてご紹介します。認知症介護、当事者、物語、絵本、実用書など、かなり幅広く網羅されていて、発売から10年以上経過している作品もあります。
そういった作品を読むのですが、いわゆる言葉のチョイスに古さを感じる部分はあるものの、考え方や対処法は不変だなと正直思います。まだ読んでない本が結構あることに気づきました。
この記事のもくじ
認知症介護の知識全般
介護体験
認知症家族のあゆみ
男性介護
認知症の当事者が書いた本
認知症になっても人生は終わらない 認知症の私が、認知症のあなたに贈ることば
漫画・コミックエッセイ
絵本・子供向け
各種・認知症ケア・実用書
家族のためのユマニチュード: “その人らしさ”を取り戻す、優しい認知症ケア
読み物
まちづくり
専門職・ケアマネジャー
報道・ルポ・社会問題
推薦図書は下記リンクより、PDFで確認できます。詳しい推薦文は、こちらをご覧ください。
今日もしれっと、しれっと。
推薦図書、おめでとうございます。(と、言うべき?か、ちょっとわからないのですが。)
くどひろさんの本は、とても読みやすく、愛情も、励ましも、応援も、背中おされたり、おしり叩かれたり?(たぶん、そんなセクハラ?は、絶対ないけど。)もあり、で、勉強にもなり、介護家族のバイブル的な感じもして、(信仰心は、ないのですが。)感謝してます。
その他の本も、ご紹介下さって、ありがとうございました。読んで、みようと思います。
イライラしたり、悩んだり、ぐずぐずしたり、相変わらずの毎日ですが、今日もぼちぼち、暮らしたいと思います。
ひまわりさま
推薦図書に選ばれるのは光栄なので、ありがとうございます!
そしてバイブル的と言って頂けて、大変うれしいです!わたしも毎日が答え探しの日々ですが、しれっと介護していきたいと思います。