最終回?人気認知症介護コラム「ウチのおかんがボケちゃいまして」の今後

ウチのおかんがボケちゃいまして

11月19日(金)に発売されたMONOQLO1月号(記事タイトル下の写真)。今月の特集は「ベストバイ・オブ・ザ・イヤー2020」年末特大号です。

ガチテストで本当によかった商品が掲載されていて、わたしもMONOQLOを参考に買った商品は数知れず。今月号に載っている1位の歯磨き粉も購入し、これから試します。

今回もワーストバイがしっかり載ってました。広告がない雑誌だからこその強烈なダメ出し。ワーストバイの中に、わたしが購入を検討していたものもありました。

その雑誌の中で、認知症介護を便利グッズで解決していくコラム「ウチのおかんがボケちゃいまして」の連載は2年経ちましたが、実は今回の連載が最後になります。

わたしは「教えて!くどひろさん」という枠で、アドバイザーとしてコメントしてきました。とてもとても大好きな仕事でした。残念……、でもでも??

シーズン2は家電批評で

MONOQLOでの連載は終了しますが、連載は他で続きます。移動先は同じ晋遊舎の雑誌「家電批評」で、シーズン2として始まります。

「家電批評」の名前と認知症介護というミスマッチが、わたしは大好きです。認知症介護には「普通の」グッズニーズが介護家族にあり、先週出演したあさイチの企画はまさにこれで、毎月便利なグッズを紹介しています。

最近ガジェットを取り扱う普通の雑誌が、まさかの介護特集を始めました。数年前なら考えられないこの流れですが、やはりニーズがあるのだと思います。介護保険サービスの中の杖、手すりなど紹介してくださる福祉用具専門相談員さんの目線とは、全く違うものです。

在宅介護をしていると、専門職には解決できない案件が必ずあります。そんな困りごとを家電が解決してくれるケース、実は結構あるんですよ。ご近所に頼ったら菓子折りとご挨拶が必要ですが、家電はお礼も気遣いも必要ありません。

シーズン2はどうなるんだろ? そして認知症介護歴2年目のライター岡野さんが、お母さんのために見つけてくる新たなガジェットとは? 家電批評だから、家電を使って認知症介護を解決する連載になるのか? 

ちなみにこのブログで紹介している家電、ガジェットとは違うものが掲載されています。家電批評は毎月3日発売なので、お近くのコンビニでチェックしてみてください。次号は年末年始なので、12月末発売予定です。家電批評で始まるシーズン2、期待してください!

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか