わが家のお盆は、お寺から和尚さんが棚経にやってきて、実家の仏壇の前で10分くらいお経をあげてくださいます。その際、お布施を渡さないといけないのですが、認知症の母は毎年決まった日時までに、仏壇をキレイにしたりお布施を準備したりできないので、わたしが帰省してやります。
今年もコロナで棚経は中止だろうと思いつつ、フェイスシールドとマスク姿で和尚さんがいらっしゃる可能性もゼロではないので準備していたら、中止のお葉書が直前で来て、ホッとしております。
お墓の草むしりも終わり、帰省の目的のひとつをクリアしましたが、今年の岩手はとにかく暑く、築43年のわたしの部屋は高校時代の仕様のままです。どうやって、この酷暑を乗り切ればいいのか?
室温36℃、湿度60%の部屋
亡くなった祖母の部屋にあった、古い温湿度計で自分の部屋を測ったら、室温36℃、湿度60%でした。昭和の温湿度計ですが、たぶん合ってると思います。(すぐ下の写真)
部屋の窓の前に屋根があり、照り返しでよけいに暑くなるのだと思います。中学、高校と使っていたわたしの部屋は、43年前のまま。断熱材がなく、音が漏れるスカスカの子ども部屋です。昔は扇風機だけでなんとかなりましたが、温暖化でいよいよ厳しくなってきました。
あまりに暑すぎて、日中は部屋で仕事ができません。朝の涼しい時間帯か、夜寝る前以外は、パソコンは触れませんし、voicyの収録もムリです。
認知症の母はしっかり見守ってあげないと、熱中症の恐れがあるので、何年かかけてエアコンを遠隔操作できる仕組みを整えてきました。エアコンのある居間や母の寝室で仕事をすればいいのですが、母の邪魔が入ってムリです。
本当は自分の部屋に、自分でエアコンを買って設置できないこともないんですけど、母の介護が終わればこの部屋は使わないので、必要ないかなと思ってしまいます。しかもコロナ禍で、収入が多くない状態が続いていて、買う気になれません。
こんな暑さ対策で、特に寝苦しい夜をしのいでます。
ニトリのNクールと扇風機
まず、ニトリのNクールシリーズ(まくらカバー、シーツ、毛布)で、寝具をひんやりさせてます。多少は意味があるのですが、暑すぎると全く効果がありません。最近は、Nクールスーパー、Nクールダブルスーパーがあるので、いずれランクを上げていくかもしれません。
なので、保冷剤をタオルで巻いて枕の上に置いたり、たまに抱いて寝て、尚且つ扇風機は一晩中自分に当ててます。扇風機がタイマーで止まると、暑さで起きます。
不思議なもので、都内に居る時はエアコンのついた部屋で寝ているのですが、実家で汗をガッツリかいて起きた日の朝のほうが、快調なんですよね。暑くてもしっかり眠れます。窓全開、アースノーマット必須、扇風機、ニトリ、保冷剤で何とかしのいでます。
この記事の下書きをしたときまでは暑くてやばかったのですが、熱帯低気圧が過ぎてから盛岡は急に涼しくなりました。長期予報でもしばらく30℃を超える日がなく、しかも最近、窓を開けて寝てたら寒くて毛布を1枚追加したほどです。この温度差で、風邪をひかないようにしないといけません。
音声配信voicyの最新回は、介護にまつわる仏壇や仏具のお話です↓
今日もしれっと、しれっと。
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