予定になかったヘルパーさんの事業所変更

今回の遠距離介護はイベントが盛り沢山で、音声配信voicyのほうでだけ話したネタ(この記事の最後のリンクから聴けます)も含め、毎日大忙しです。そんな中、またしても予定していなかった大きな出来事がありました。

3回目の訪問介護事業所(ヘルパー)の変更です。理由は書きませんが、やむを得ない事情だったのでわが家としては了解するしかありませんでした。

わが家の訪問介護10年の歴史

わが家は、次で4つ目の訪問介護事業所になります。

ブログの過去記事に、訪問介護事業所の変更について記録が残っています。

頭を抱える女性
要約すると、1回目は訪問介護事業所で特にお世話になったサ責が辞めることになり、且つ父が亡くなったため、父の態勢を母に丸々移行しました。

2回目は青天の霹靂パターンで、訪問介護事業所が閉鎖になるから実質3日で次を探してくれと言われて、こんなひどいことってある? と思いつつも、ケアマネさんのおかげで次をすぐに見つけられました。

今回も青天の霹靂パターンだったわけですが、2回目で免疫がついていたというか、ケアマネさんが次のヘルパーステーションを見つけてきてくださったので、前回ほどの混乱はありませんでした。

急きょ行われたサービス担当者会議

訪問介護事業所が変わるので、急きょサービス担当者会議を実家で行いました。ケアマネ、新旧のヘルパーさんの事業所、訪問薬剤師、デイサービス、福祉用具、皆さんに集まって頂いて、母の現状について情報共有しました。

過去記事にも書きましたが、長期で介護職の方とお付き合いできるケースはそれほど多くありません。会社の経営状態、スタッフの離職などの都合で、担当の方はどんどん変わっていきます。
認知症の母も家族も慣れた人のほうがいいわけですが、なかなか叶わないのが現実です。

亡くなった父も含めて大変お世話になったヘルパーさんなので非常に残念ですが、母の訪問介護は、これからもなくてはならないものです。新しいヘルパーさんとの信頼関係を、しっかり構築していきたいと思います。

ヘルパーさん以外の医療・介護職の方とは何度も顔を会わせてコミュニケーションが取りやすいのですが、ヘルパーさんだけわたしが介護をするので会えないんですよね、さてどうしよう?

音声配信voicyの最新回は、記事冒頭に書いた想定していなかった別のネタを話してます↓


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

2件のコメント

ずっとブログを励みに母を遠距離介護しています。

白内障手術後の点眼3種を一日4回パターンが多いと思いますが、2ヶ月は点眼が大変ですが、大丈夫でいらっしゃいますか?

ブログの拝読、ときに抜けることもあり、もし対策を書かれておられたら申し訳ありません。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか