1/18新刊発売のお知らせ

要介護認定の認定調査終わりました!

先週、母の認定調査を岩手の実家で行い、わたしも立ち会いました。

前日に食器用洗剤を誤飲し、たまにせき込んでいたものの調査のときはピタリと止まってくれてホッとしました。もし咳込むとコロナと勘違いされそうですが、そのときは誤飲の話をするつもりで認定調査に臨みました。

調査員の質問に答える母

盛岡市の調査員の質問に母が答える都度、正しい答えを言おうかなとも思いましたが、話の流れを止めたくなかったのと、わたしが事実を言うとケンカになる可能性もあったので、とにかく何も言わずに黙って母の話を聴いていました。

調査員から季節とか月とか曜日とか聞かれた時にカンニングする可能性があったので、部屋からカレンダーや時計はすべて撤去しておきました。

居間から撤去した時計とカレンダー
調査員

普段の買い物は、どのようにされているのですか?

あれ、あそこのデパートでなんだか買い物に行って。たまに家に来る人が、買い物に行く日もありますね

一昨年かな、母さんが亡くなりましてね。それで今はひとりなんですよ。

調査員

今朝はご飯は何を食べられたのですか?

わたしはね、残り物でチャチャっと作るんですよ。朝はいつもパンじゃなくてご飯をたべてます、ひとりだとあまりものが多くてね。

何かは答えているけど事実は違う

母と初めて会話する人はだいたい、事実っぽい言い方に騙されます。調査員の1つの質問に5から10の答えを返すのですが、正直何を言っているのか分かりません。答えが出てこないから、たくさんの言葉でごまかしている感じです。

調査員の方も早々に察してくれたようですが、もちろん途中で止めるようなことはせず、優しく丁寧に聴いていました。

一通り母への質問が終わったあと、息子への質問が始まったので、母の答えをすべて訂正していきました。母はもっと怒るかなと思っていたのですが、わたしのターンは黙って聞いていました。

くどひろ

買い物は、ヘルパーさんかわたしがやってます。祖母は9年前に亡くなってまして、朝はいつもパンを食べてます。わたしが朝食の準備をして、母にもやし炒めと目玉焼き作ってもらって、ずっと同じメニューです。わたしが居る時は、わたしが料理をしていて、母には味噌汁とかを手伝ってもらって、あとは洗い物ですね

くどひろ

あの庭に並んでいる大量のふとんですけど、昨日食器用洗剤を誤飲しまして。それで喉がからかったので、大量の水分を取ったら失禁してしまいました。最近は回数が多くなってきている感じですね

認定調査の日に限って絶好調な認知症の方はよくいますが、認知症も重度まで進むと奇跡は起こりません。いつもどおりの母のパフォーマンスで、むしろホッとしたくらいです。

認知症以外の認定調査

母はシャルコー・マリー・トゥース病という難病を持っているので、手足の筋萎縮とか、立ち上がりの不自由さみたいなところを見て頂きました。こちらは見てすぐに分かるものなので、認知症の設問とは違って気がラクでした。

どういう結果になるかは分かりませんが、素の母がしっかり出ていてホッとしております。要介護3のままなのか、要介護2と判定されるのか?

音声配信voicyの最新回は、ここ1週間の母の様子を語ってます↓

今日もしれっと、しれっと。

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5件のコメント

遠距離介護お疲れさまです。

父の通院で実家に行った時、ちょうど市の健康診断のお知らせが来ていました。
1通は、年に一度の定期検診のお知らせ、もう1通は、大腸がん検診のお知らせです。
父は2通届いている時点で混乱しているのに問診票など記入するものも何枚もありました。
偶然、ケアマネさんが来てくれることになっていたので相談したところ
①問診を私が今記入しておく
②検便と検尿をする時は、私が電話で声かけをする
③当日はケアマネさんが付き添ってくれる
という流れになりました。
検診日当日は、実家に行くことができなかったので、ケアマネさんに感謝しています。

因みに問診票に記入するとき、今日の日にちは?という項目がありました。(後期高齢者向けの問診票の為)
父の答えは
「そんな急に聞かれてもわからない」
でした(^^;
父の症状が進んできているので、たくさんの言葉でごまかすという意味がわかるような気がします。

sakoさま

大腸がん検診、大切ですよね。
うちは母が検便を本当にとれているか毎年微妙だったので、大腸内視鏡検査からのポリープ切除のための入院を選びました。
急に言われても分からない、うちも言いますよ。

コメントありがとうございます。

父もちゃんと検便できているか心配です。
今年は、ケアマネさんが付き添ってくれるので市の検診を利用しますが、来年からは病院で受けることも考えています。

大腸内視鏡検査は、検便が取れているか心配で受けてもらったのですね。
今後、うちも同じ検査を受けるかもしれないので参考にしたいと思います。
ありがとうございました。

おはようございます。何度もブログにお邪魔してすみません。Voicyのお話しの感想です。

うちもこの前の通院で、父がメガネを忘れました。父もメガネがなくても生活できるので、私もさほど気にしていませんでしたが(メガネどこだっけ?と何度も聞かれるのは困りましたが)くどひろさんのお母さまの主治医の言葉を聞いてハッとしました!

うちはまだまだ在宅で大丈夫なレベルですが、私たち介護者がどれだけ頑張れるのか、時々不安になります。

くどひろさんの介護のブログは、お母様を大切に思う気持ちが伝わるので、こちらも優しい気持ちになります。

sakoさま

いえいえ、もっともっとたくさんのコメントのやりとりをしたケースもありますので大丈夫です。

どこまで在宅でやれるのかは分からない部分でもありますが、ムリをせずにやれる範囲で介護していくつもりでいます。
そんなに優しくないかもですよ~

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。岩手にいる認知症&難病(CMT病)の母(79歳・要介護3)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて11年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。Voicyパーソナリティ『ちょっと気になる?介護のラジオ』。認知症ライフパートナー2級、認知症介助士。
【著書】親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)ムリなくできる親の介護(日本実業出版社)医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか