考えながらのタッチタイピング

先日ある人との話の中で、こんな話題になりました。

ある人

どうしても、考えながらパソコンの入力ができません。1度手書きで文字に起こしてから、集中してキーボードを打たないとダメです

一瞬驚いたあと、そもそもタッチタイピングできる人のほうが少ないのでは? と冷静になりました。

タッチタイピングできる人の割合

Sirabeeさんの2018年の記事(https://sirabee.com/2018/09/29/20161668914/sirabee_180623_shokuji1-2/)

の調査人数が多かったのでそちらを見ると、女性のほうが男性よりもタッチタイピングが得意なようで、最も得意な50代女性で40.5%の人ができる、次いで30代で37.6%、40代で37.4%という結果になっていました。男性は最も得意な30代で36.2%、次いで40代の33.3%でした。

このデータを見て、やっぱり!と思ったのと、パソコンを必要としないお仕事や生活をされている人もたくさんいるわけで、十分あり得るケースだなと思ったのです。

わたしがタッチタイピングを覚えたのは21歳の学生のときで、NECのPC98シリーズの真っ暗な画面で練習しました。社会人になったら絶対使うと思って、タイピングゲームで遊んでいたら自然と身に付いたのを今でも覚えています。

その後社会人になって一切マウスを使わない猛者と会って、わたしも影響を若干受けて少しショートカットの勉強をしたのですが、あのスピードはすごかったです。マウスに手をやる時間すらもったいないと、その人の動きを見て思いました。

わたしは原稿を書くためにひたすらキーボード入力する毎日なので、タッチタイピングをスキルとも思っていなかったのですが、これはこれで貴重なスキルのひとつなんだなと気づかされました。

タッチタイピングはある程度いけるのですが、手書きが苦手です。この前、ものわすれ外来で母の書類を書いた際も、手がつりそうになるくらい疲れました。その日は久しぶりのコンタクトレンズを装着していた状態で書類を書いたら、しっかり老眼が進行してました。自分の書いた文字がきちんと記入欄に収まってるか、よく分かりません。

スマホのフリック入力は決して早くないので、得意不得意は誰にでもありますよね。わたしはキーボードが心地いいです。

音声配信voicyは、見守りカメラを新しくした話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(80歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて12年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか