認知症介護・遠距離介護・介護と仕事の両立に関する企業社員向けeラーニング・通信教育講座

わたしが講師を務めた、介護の通信教育講座とeラーニングが開講しました。企業で働いている社員の方に向けた講座で、介護と仕事の両立や認知症介護、遠距離介護などのテーマがあります。どんな社員に受講して欲しいのか、お申込方法やお値段について解説します。

社員に向けた介護研修(eラーニング・通信教育)

介護研修やeラーニングの導入を考えている人事担当者の皆さまの悩みとして、講演会を開催しても一過性のもので、従業員の介護離職防止につながらないと思っているかもしれません。また介護のeラーニングは介護職向けばかりで、一般社員向けの題材は多くありません。

介護のご経験のない人事担当者の方にとって、研修の企画自体大変です。わたしの講座であれば、従業員自ら介護について学べます。講師のわたしは遠距離介護、認知症介護歴12年で、介護保険制度ばかりを扱わない、介護のリアルを学べる教材になっています。

50年以上の通信教育の実績があるコガクが提供

(株)コガクは工学研究社という前の会社名時代から数えると、なんと50年以上の通信教育の実績があります。主に技術者向けの通信教育講座を開講してきたのですが、50年の歴史で初めて社員向けの介護の講座を開設しました。

コガクの講座はこれまで5000社以上の導入実績があり、オムロン、川崎重工業、キヤノン、 京セラ、豊田自動織機、パナソニック、日立製作所、村田製作所など、大手企業を中心に採用されています。

介護のeラーニング・通信教育講座の内容

通信教育講座は、わたしが書いた書籍『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(翔泳社)がテキストになっています。

標準的な学習期間は2か月に設定。受講生1人1人のweb専用ページが、作成されます。テキストで勉強したあとは、わたしが作成したwebテストを2回受けて頂きます。瞬時に採点結果が分かり、模範解答もダウンロードできます。

さらに勉強していて分からない点は、講師であるわたしに質問できます。わたしはその質問を読んで、回答する双方向で学ぶ仕組みになっています。

左が通信教育講座案内、右がテキスト

eラーニングはわたしが行った60分のオンライン授業を受けて頂き、最後は簡単なテストを受けて頂きます。

介護研修を受けるメインは40代50代の社員

わたしがイメージしている受講者は、これから親の介護が始まるかもしれない、介護が始まって不安だと思っている、40代50代の会社員の皆さまです。

会社として介護研修に時間をかけられないから、工藤さんの講座を受けて自分で勉強して、介護について学んでくださいという流れが多くなると思っています。通信教育講座の費用を、会社負担にして勉強すれば、会社として介護と仕事の両立に取り組む姿勢をアピールできます。

現在開講中の通信教育講座・eラーニング申込み一覧

【通信教育講座】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること

わたしの書いた本『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(翔泳社)がテキストになった、受講期間2か月を想定している通信教育講座です。webテストが2回あります。価格は14300円、お申込みの際は「工藤広伸の紹介」とお書きください。

【eラーニング】IoT機器や道具を活用した親の見守り・介護

わたしの書いた本『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(翔泳社)がをベースに、60分の講義です。最後にwebテストがあります。価格は8800円、お申込みの際は「工藤広伸の紹介」とお書きください。

【eラーニング】介護と仕事を両立させるためにやるべきこと

介護離職を防ぐため、介護と仕事を両立させるための工夫を会社側、従業員側に分けて、講義をしています。60分の講義で、最後にwebテストがあります。価格は8800円、お申込みの際は「工藤広伸の紹介」とお書きください。

【eラーニング】認知症介護のリアルと知っておきたい基礎知識

介護が始まるきっかけの1位は認知症です。社員研修をするうえで、まずはこの認知症の基礎知識を受けておくといいです。価格は8800円、お申込みの際は「工藤広伸の紹介」とお書きください。

【eラーニング】離れて暮らす親をどう介護する?

都市部の企業を中心に、離れて暮らす親の介護について知りたいという講演依頼が増えています。価格は8800円、お申込みの際は「工藤広伸の紹介」とお書きください。

【eラーニング】男の介護、女の介護(男女共同参画)

企業のダイバーシティ&インクルージョンの一環として、また自治体の男女共同参画において、男の介護と女の介護についてのご依頼が増えています。価格は8800円、お申込みの際は「工藤広伸の紹介」とお書きください。

介護の通信教育・eラーニング制作裏話は音声配信voicyで

すぐ下の音声配信voicyのほうで、わたしが問題にどんな思いを込めて作ったのかについて語ってます↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか