2023年の自分の仕事を振り返る

先日は2023年の母の介護を振り返りましたが、今回はわたしの仕事について1年を振り返りたいと思います。

6作目の本の出版が1番のトピック

今年1番のトピックはやはり、1月に発売になった6作目の本「親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること」(翔泳社)の出版でしょう。

コロナ禍の2022年はずっと、ホテル(都が1日1000円でコワーキングスペースとして貸出し)にこもって執筆していたので、企画から1年経ってやっと形になりました。すぐに重版も決まりましたし、この本もじわじわと長期で売れる1冊になったと思います。

本の販促で、念願だったエフエム岩手の夕刊ラジオのスタジオにさわや書店の栗澤さんと一緒にお邪魔して、パーソナリティの阿部沙織さんにお会いできて最高でした。3年前はコロナ禍で電話の出演になってしまい、いつかスタジオでと思っていたのでこれは忘れられません。

エフエム岩手はテレビ岩手と同じビルにあるのですが、会社の入口に見たことのあるテレビ岩手のアナウンサーが集まってて。何事かと思ったら、盛岡出身の錦木関がテレビ出演のため入っていらっしゃって、これまたビックリしましたね。

そして新型コロナウイルスが5月に5類に移行してから、少しずつ講演が戻ってきました。今年は野村證券さんや資生堂さんなど大企業からの講演依頼もありましたし、自治体では宮崎県川南町の講演会がとても印象に残りました。

執筆の新しいお仕事も増えて、イオンさんのMySCUE、マネックス証券さんのマネクリ、tech team journalさんと、今年の月末はいつも原稿に追われておりました。

変わったお仕事として、12月に介護の通信教育講座の開講もありました。今年は仕事の範囲が多岐に渡る1年で、とてもとても充実した1年だったと思います。

母の介護は大変になり、仕事は忙しくなった

どこにも公表していないお仕事もいろいろやらせてもらって、フリーランスになってから1番充実した1年だったと思います。今思うとコロナ禍の仕事のなさは地獄でしたが、地獄に居てもあまり不幸と思っていなかったから不思議です、かなり鈍感なようで。

母の介護は大変になる一方で、仕事はどんどん忙しくなりまして。それなのに、音声配信voicyの放送回数を1日増やすという無謀なことをやりました。音声配信voicyのフォロワーさんは約2300人なので、そのうちxのフォロワー数を超えると思います。

再生数が多いわけではないのですが、データ上では熱心なリスナーさんの割合が相当高くて驚いております。さて2024年のお仕事は、どうなるのか?

音声配信voicyの最新回は、年末年始の予定をいつも聞かれる話です↓

今日もしれっと、しれっと。


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【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

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ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか