2024年最初の遠距離介護は新幹線の停電と失禁対策で終わった

2024年の最初の遠距離介護は、昨日終わるはずでした。

最終日にまさかの予定が入り、まず朝1番で母をタクシーに乗せて歯医者へ。入れ歯の型取りが終わったあと、再びタクシーでデイサービスへ移動。その時に、登録しているYahoo!路線情報からメールが。

「停電の影響で、東京〜仙台駅間の運転を見合わせています。(10時18分現在)」

まじか!とりあえず母をデイサービスに預け、わたしは盛岡駅へと向かいました。停電とはいえ、出発まで1時間近くあったので、駅ビルフェザンの地下でもりそば&ミニカツ丼セットを食べ、Xの運行情報を確認。全く復旧の見通しが立ちません。

もうちょっと、盛岡駅で待ってみるか。ミニカツ丼セットを食べ終わった直後なのに、ドトールでホットのハニーカフェオレMサイズ&ミルクレープを注文。とても50代とは思えない注文内容に、自分でもゾッとしました。

ランチを食べ終わった直後にケーキセットを食べる50代男性

ドコモのdポイントだけで支払おうとすると、レジの方が「通信エラーになりまして、現金かsuicaでのお支払いになります」と。まさかの現金払いに。

東北新幹線の停電とドコモの障害って、関係あんの? 帰京するつもりだったので、パソコンも持参していました。今日起きた出来事を忘れないよう、ドトールでこうしてブログを書いております。

Xで調べまくったら、鉄道通の方々が今回の停電は復旧に相当時間がかかると言っていたので、ケーキセットを食べ、ブログを書き終えたところで、諦めてバスで実家へ戻りました。

実家の食材の在庫をゼロにしたし、洗濯も掃除もしっかり終えてきたのに、1日延期になってしまったため、再び母の夕食と翌朝の朝食の食材を買いに、スーパーへ。そして、翌日の新幹線の予約を取りました。さすがに席が埋まってますね。

とにかく失禁対策をしまくった

今回の遠距離介護は、とにかく失禁対策ばかりしていました。なので、しばらくブログはその対策の話になると思います。

母はトイレに行くのを諦め始めたのか、立ち上がりの問題なのか、冬という季節の問題なのか、認知症の進行なのか、理由は分からないのですが、毎日尿失禁祭りで洗濯に追われました。

12月にリハパンを変える話を書いたのですが、1か月経たずにまた変更です。花王のリリーフから、ユニ・チャームのライフリーに替えました。

理由は履きやすさで、母が足を通すときにラクだったのが、ライフリーだったからです。

またリハパンの尿の吸収量が、2回→3回→4回とジャンプアップ。2回ではもうダメで、家にあったリハパンをすべて回収しました。3回でもたまに尿漏れがあり、たまたまライフリーが4回吸収だったので、これで合格かなという感じです。

リハパンが尿を吸収してくれれば、他の衣類などへの被害が減り、洗濯もラクになります。わたしが失禁処理でストレスを抱えないようにするための対策ですが、それはヘルパーさんの時間短縮にもつながります。

去年の今ごろは、白内障の手術の付き添いで地獄だったので、あれよりはだいぶラクです。なかなか厳しい年明けとなりましたが、すべては近日中にある大腸内視鏡検査の結果次第です。

何もなければいいのですが、何かあったとしたら介護は大きく変わっていくと思います。何もなかったとしても、在宅介護の見直しを行う予定でいます。どこまで在宅で頑張れるか、2024年は勝負の年になりそうです。

音声配信voicyの最新回は、ある場所で気づいた介護ストレスのお話です↓

今日もしれっと、しれっと。


にほんブログ村 介護ブログへ


【わたしの書いた最新刊】
東京と岩手の遠距離介護を、在宅で11年以上続けられている理由のひとつが道具です。介護者の皆さんがもっとラクできる環境を整え、同時に親の自立を実現するために何ができるかを実践するための本を書きました。図表とカラーで分かりやすく仕上げました。

8件のコメント

無事に帰京できることを願っております。

いつも楽しく拝見しています。予想外の交通機関のトラブルは疲れが倍増しますね。無事の帰京をお祈りいたします。

リハパン問題は我が家も一緒です。昨年10月までは2回でOKだったのに、11月には3回、12月からは5回吸収を使用しています。寒さのせいなのか、立ち上がり時の漏れが多いのか不明ですが、5回吸収への道はあっという間でした。
まだ自力でトイレに行けてますが、日中のリハパン交換は拒否するのでこの先はどうなることやら。
またいいアイデアがあれば発信してください。

うちの母は、糖尿病の影響か尿量が多く、日中に4回吸収のパッドを2枚程使います。夜間は8回吸収でも間に合わない日が増えてきて、先程楽天で12回吸収をポチりました…。

おじゃるんさま

あっという間の5回吸収ですね。うちはしばらく4回で様子を見ますがリハパンの別の問題があって、それをブログが音声配信voicyで発信しようと思ってます。
うちもギリギリ自力で行けているので、そこは尊重してあげたいと思っています。

やまゆりさま

とうとう12回吸収ですか!
ネットで購入できるのは、本当に助かりますよね。パッドだけでも結構な大きさですもんね。

いつも拝見させていただいております。
私も遠距離介護歴、そろそろ9年目に突入します。
神奈川と兵庫を月に二回~三回行ったり来たりしています。

私も今年は勝負の年かもしれません。

色々な情報をありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

ABOUT US
工藤広伸(くどひろ)介護作家・ブロガー
1972年岩手県盛岡市生まれ、東京都在住。
2012年から岩手でひとり暮らしをするアルツハイマー型認知症で難病(CMT病)の母(81歳・要介護4)を、東京からしれっと遠距離在宅介護を続けて13年目。途中、認知症の祖母(要介護3)や悪性リンパ腫の父(要介護5)も介護し看取る。認知症介護の模様や工夫が、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」などで取り上げられる。

【音声配信Voicyパーソナリティ】『ちょっと気になる?介護のラジオ
【著書】親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること(翔泳社)、親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと(翔泳社)、医者には書けない! 認知症介護を後悔しないための54の心得 (廣済堂出版)ほか